空翔俊介 マイクロマガジン社
さっくり『なつめとなつめ』の感想（10巻完結）
※ほぼネタバレないです
10巻で完結ですが、2nd seasonの続編が始まるようです！（2025年5月時点の情報）
最初から最後まで、可愛いキャラたちのまーーっすぐな高校青春物語でした。
みんな素直で本当にひねくれてるキャラはひとりもいませんね！
個人的には裏があったり性格に難ありなキャラクター好きなので、ちょっと物足りないかも…と思ったのですが、気付いたら最後まで一気読みしてましたね。
さて、物語のあらすじですが、主人公はヒーローを目指す男子高校生・棗と、同級生で幼馴染の女の子・夏目。
ふたりとも「なつめ」なんですね。
棗は礼儀正しく優しい男の子ですが、顔が怖い。いつも笑顔を心がけているのですが、笑顔がもっと怖い。
そしてヒロイン夏目は、凛としていてカッコいい女の子。
そしてめちゃめちゃ可愛いんですよ。どんどん可愛くなる夏目が見たくて最後まで読んじゃった説まであります。
棗と夏目は小学校からの幼なじみで仲良しで、お互いがお互いを大好きなんですね。
ただ最初は友情が強くて、まだ恋愛ではない関係です。
この作品は、そんな主人公とその周りの友達や先輩後輩が織りなす学園物語。突飛な設定はなくてですね、友情や恋愛模様がたっぷり楽しめます。
高校生たちがワチャワチャしているのが好きな方には特におすすめできる作品です！
そういうの好きな方いますよね！？ホリミヤとか好きな方。
『なつめとなつめ』はキャラクターがみんな素直でいい子でまっすぐなんですよ。
例えばコンプレックスがあって素を出せない人に、「友達になろう！」ってまっすぐ言い放つような…。
そんなストレートに攻められたって響かないんだからね！と思いながらも、そういう世界なんだね、私が汚れてるんだね、みんな可愛いからいっか…。ってなります。
とにかくですね、誰の入る隙もない最強の絆・幼なじみカップルを拝みたい方はぜひ読んでください。
あんなにお互いを常に尊敬して大好きと伝えられますか？
失なくしたものがきっと見つかる。
私はもう取り戻せないけれど。
2nd seasonも楽しみですね。
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