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漫画『先生、今月どうですか』感想 女子高生大家と売れない小説家のピュアラブストーリー

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『先生、今月どうですか』のポップ画像

こんにちは、ににゃです。

ににゃ
ににゃ

突然ですが、年の差の恋愛漫画好きですか?私は大好きです!

そんなあなたにお届けしたい作品『先生、今月どうですか』。

アパート「コーポさくま」の大家の娘である紫(むらさき)と、そこに暮らす売れない小説家・四十万(しじま)のちょっともどかしいピュア・ラブストーリーです。

『先生、今月どうですか』のあらすじと基本情報

先生、今月どうですか

タイトル先生、今月どうですか
作者高江洲弥
出版社KADOKAWA
雑誌・レーベルHARTA COMIX
巻数6巻以下続刊

あらすじ

「未来の結婚相手は、16歳年上の、家賃が払えない小説家らしい」

高校生の佐久間 紫(さくま・むらさき)は、アパート「コーポさくま」の大家の娘。

紫は大家の仕事を手伝う中、アパートの住人である売れない小説家・四十万万里(しじま・ばんり)と出会います。

四十万先生の滞納しがちな家賃回収をきっかけに、まっすぐな初恋を育んでいく紫ですが、実は紫には不思議な秘密があって…?

『先生、今月どうですか』の感想・おすすめポイント

ここからは作品冒頭のネタバレがあるのでご注意ください。

高校生の大家と売れない小説家。年の差16歳。

主人公の佐久間 紫(さくま むらさき)の両親は、2階建てアパート「コーポさくま」の大家。

紫は高校生ですが、大家の仕事が好きなので率先して手伝いをしています。

そして、103号室に住む四十万 万里(しじま ばんり)は売れない小説家33歳。

四十万はよく家賃を滞納しているため、紫が直接家へ催促に向かうのです。

「先生お家賃まだですか」と催促する紫のイラスト

こんな感じで女子高生に注意される33歳。

いつでも真面目でキリッと顔なのが紫の可愛いところです。

対して四十万はヘラっとしてて少し頼りない感じでいつも金欠。

紫の好意にも気付かないような鈍感なところが逆にいいんです。(軟派な男だったら家に行かせるの親御さんも心配だろうしね笑)

冒頭から結婚END確定!?紫の不思議な能力。

冒頭ですぐ分かるので言っちゃいますが、主人公の紫には不思議な能力があります。

素手で人を触ると、その人と関わる未来が少しだけ見えるのです。

だからなんと、紫は「自分と四十万が結婚すること」を最初から知っているのです!

ただ見る未来を自分で調整することはできず、そこまでの経緯や詳しいことは分かりません。

初恋でまだ付き合ってないのに、結婚することを知っている…そのシチュエーション最高じゃないですか?

(四十万先生、いつ告白してくれるんだろう…?)

みたいなことですよ。

最後は上手くいって結婚するんだなと思いながらも、鈍感で奥手な2人を見ているともどかしい!どうやって恋人になるんだろうとワクワクしながら読めます。

いやむしろ、未来を知っているからこそ過程が気になってソワソワする。

コーポさくまの温かい住人たちとほっこり。

紫は大家の娘として四十万だけでなく、コーポさくまの個性的な住人たちと関わっていきます。

服飾専門学校生に服のモデルにされたり、彼氏にフラれたスナック勤めのお姉さんを慰めたり。

真面目で一生懸命でちょっとおせっかいな紫は、色々な関わりの中で成長し恋を育んでいくのです。

本人たちは鈍感だけど、紫と四十万の微妙な関係は周りにはバレバレだったりするのも微笑ましい。

絵柄も繊細で紫の表情もとっても可愛いですよ。気になったらぜひぜひ読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人
ににゃ

月50冊以上マンガを読むただのデザイナー。少女マンガ中心に青年マンガなど何でも好き。元りぼんっ子。一番衝撃受けたマンガは『トーマの心臓』。

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