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【40話考察】九龍ジェネリックロマンス 工藤の熱唱回!「田園」に込められた意味とは? ネタバレあり

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『九龍ジェネリックロマンス』第40話の考察感想(ネタバレあり)です。

前話(39話)の考察感想はこちら

各話の考察まとめはこちら


九龍ジェネリックロマンス 4 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

『九龍ジェネリックロマンス』40話は『ヤングジャンプ 2021 No.16』に掲載されました。

当記事では、

主人公を「鯨井」、工藤の元カノを「鯨井(前)」

行方不明になった方を「グエン(偽)」、蛇沼の恋人の方を「グエン(本)」

と表記しています。

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『九龍ジェネリックロマンス』40話のあらすじ

休日。工藤は、鯨井の家でテレビやドアの修理をしています。

お礼に、工藤に夕飯をごちそうしようとした鯨井ですが、道中でバニーガールに捕まります。

バニーガールの女性は、工藤の行きつけのスナックの店員のよう。鯨井と工藤はそのスナックに行くことに。

鯨井と工藤がそのスナックに行くと、麻雀仲間のご老人たちもいました。

すると、工藤がいきなりカラオケを歌い出します。曲は、玉置浩二さんの「田園」。

熱唱する工藤。その曲の歌詞に込められたこととは・・・?

そして酔いつぶれた工藤は、スナックのソファで寝てしまうのでした。

工藤の熱唱ぷりがすごい・・・。歌がメインの回ですね。

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『九龍ジェネリックロマンス』40話の考察感想(ネタバレ)

工藤カラオケ熱唱。「田園」回。

今回は、工藤の「田園」熱唱回ですね。

18ページ中、10ページ歌ってました。なかなか挑戦的な漫画です。笑

工藤が歌っていた曲は、1996年リリース・玉置浩二さんの「田園」です。

32話でも工藤は他の曲を歌っていましたね。歌うの好きなのかな?

「田園」はこちらで聞くことができます。↓

漫画を読んでいる時はピンとこなかったのですが、聞いてみると知っている曲でした。とっても有名ですよね。

曲を聴きながら、工藤の熱唱に合わせて漫画のページをめくると面白いです。笑

「田園」の歌詞は、工藤の心情なのでしょうか。それとも、鯨井へのメッセージ?

周さんが、このスナックは「イイ年した大人が子供に戻れる店」と言っていました。もしかしたら、子供に戻って素直に言葉を届けられるというのもあるかもしれませんね。

曲中には、印象的なキーワードがいくつかあります。

「僕がいるんだ」「君もいるんだ」「君はどこへも行けない」「明日も何かを頑張っていりゃ」「愛はどこへもいかない」

作中の意味と、原曲本来の意味は同じではないかもしれませんね。

原曲は、なんとなく大人の方が共感できるような気がします。大人になると少しずつ自分がどんな人間かというのが見えてきて、限界を感じて落ち込むこともあると思うのですが・・・。「どんな人でも居場所があって、生きていて、それだけでいい」というような前向きなメッセージ性を感じます。

今回の工藤の歌は、上記のようなことよりも、鯨井へのメッセージソングのようです。

最後は、明らかに鯨井に向かって歌ってますしね。

「愛はどこへもいかない」ですか・・・。

それは、鯨井に対してなのか、鯨井(前)に対してなのか。

ラストの「また頼まれてやってもいいけど」の工藤の言葉を考えると、鯨井へ好意があると思うのですが・・・。

ネジが一本余っているところが、工藤らしい。なんとも煮え切らない、不完全さを感じます。

というか読者(主に私)が工藤の態度にやきもきしちゃうんですよね。

ちょっと思った予想(ほぼ妄想)

グエンや陳さんの件で、本物が九龍を訪れると偽物が消えてしまうということが分かりました。

そこで思った事なのですが。

鯨井、消えたりしないですよね!?

実は鯨井(前)が生きていて、鯨井(前)が九龍に来て鯨井消えちゃう!とか。

そんな最終回イヤすぎます。ただの妄想ですが。

それか、逆に鯨井の方が本物説もありますよね。本当全く先が読めません。

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さいごに

工藤が歌うのをずっと見てる回でした。面白かったです。

『九龍ジェネリックロマンス』は、実験的な演出が多いので次も楽しみです!

次話(41話)の考察感想はこちら

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