こんにちは、ににゃです。
DMMブックスが最大60%ポイント還元セールをやっていたので、漫画を大量に購入してしまいました。ゴールデンウィークだからいいよね!
手始めに「教師×生徒の恋愛もの」を漁ろうと思い、すぐ目についた『保坂先生の愛のむち』を購入して読んでみましたが・・・
でも途中で気づいた。これ、保育士の先生同士の恋愛や。
タイトルに先生ってついてるからダマされた!(勝手に)
でもせっかく面白かったので感想を書いていこうと思います。
保坂先生の愛のむち(1) (ARIAコミックス)
あらすじと基本情報
作者 | 車谷 晴子 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | ARIA |
巻数 | 全3巻 |
ざっくりいうとこんな漫画
- 保育士同士の恋愛
- 主人公(女)は悪役顔にコンプレックス
- ヒーローは論理的イケメンな変わり者
- 保育園の子供達とのほんわかエピソードあり
理屈で攻めてくる冷たいイケメンと思いきや意外と溺愛系なのでした!
『保坂先生の愛のむち』のあらすじ
新米保育士の可愛かれんは、昔から悪役顔がコンプレックス。保育園の子供にも顔が怖いと大泣きされ、なかなか仲良くなれず日々奮闘しています。
そんな中、かれんが保育園で出会ったのは、同僚の保坂先生。保坂先生は元監察医の超イケメン&リアリストの変わり者で、何と出会って間もない かれんにプロポーズ!?
結婚することのメリットを淡々とプレゼンする保坂先生にかれんは困惑し・・・。
↓ここからは超個人的な感想&ネタバレありなのでご注意ください。
『保坂先生の愛のむち』の感想(ネタバレあり)
面白かったポイント
- 主人公が一生懸命子供たちに向き合っているところに好感が持てる
- 保坂先生は変わり者だけどかっこいい(そしてイケメン)
- 一見冷たいヒーローかと思いきや意外と溺愛系だった。
主人公のかれんは悪役顔がコンプレックスなのですが、毎日保育園の子供たちに泣かれながらも一生懸命仕事に励んでいます。
コンプレックスゆえに自己肯定感はちょっと低いですが、暗い感じではないし自分にできることをやろうとするタイプです。怖がっていた子供たちも少しずつ懐いてくれるようになります。
主人公が良い人なのはポイント高いですよね。主人公無理ってなると感情移入できなくなったりするので。
あと個人的には、ちゃんと悪役顔してて良かったです。
どういうことかと言うと、他の作品で可愛くない設定なのにどう考えても可愛いでしょってビジュアルのキャラクターっていたりするじゃないですか。そういうのではなくて、ちゃんと設定通り悪役顔でした。ちょっとデフォルメ?で可愛らしくは見えるんですけどね。
そういうちゃんとコンプレックス抱えている子が、イケメンとくっつくのが良いんです。なんかスカッとするから。(超個人的感想)
そう、保坂先生がかれんを溺愛してくれるんです。
保坂先生は、論理的というか理屈っぽいというか・・・ザ・理系!って感じで(前職が監察医だし)あまり感情的にならない人なのかなと最初思っていました。
だけど蓋を開けてみたら、主人公のこと大好きではないですか!
プロポーズもプレゼンかよってくらい淡々としていたのに、早い段階でベタ惚れしてただけかよ!
コンプレックスを可愛いと言ってくれるところが・・・うーん、少女漫画の王子様だな。
冷たそうな淡々としている人が意外と溺愛系。そういうの好きな方にはとってもおすすめです。
そんな保坂先生は果たして保育士に向いているのか?と思うんですが、なかなか上手くやっています。
監察医が前職という設定がどう保育士に結びつくんだ?と思ったのですが、なるほど「対話」ですね。
子供の素朴な疑問にも真顔で理屈を返すのが面白いですよね。その後ちゃんと子供にも分かる言葉で説明するので、最初の理屈説明いるか?と思いましたが笑
後は、子供たちのほんわかエビソードですね。子供同士のケンカや悩みを解決したり、保護者と向き合ったり。
小さい子供の出てくる漫画好きな方は、楽しいと思います。『LOVE SO LIFE』とか好きな方は好きそう。
ちょっと残念だったのは、最後に保坂先生が老けていたところ・・・。みんななぜか老けてない!って設定なのになぜ保坂先生だけ・・・。でもイケオジ。
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