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【2022年】個人的漫画ランキングBEST6 今年はちょっと迷いましたわ。ネタバレあり

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【2022年】個人的漫画ランキングBEST6

こんにちは!ににゃです。

みなさん2022年はどんな一年をお過ごしでしたか?たくさん漫画読めましたか?

ということで、今年も2022年に読んだ漫画の中から、面白かったものをランキング形式でご紹介したいと思います。

今年読んだ漫画は240冊。ランキングめちゃくちゃ迷いました。

2022年個人的漫画ランキングのルール

  • 2022年に初めて読んだ漫画から選出
  • 発売年は関係ありません
  • ににゃが独断で選んだ個人的ランキングです

ここからはネタバレあり感想なので未読の方はご注意ください。というか私の感想より作品を読んで欲しい!!

【2022年】個人的漫画ランキングBEST6

6位 『あげくの果てのカノン』全5巻(完結)

あげくの果てのカノン

ににゃの感想

面白いとか面白くないとかの前に、ラストをどう受け止めたら良いか分からず唸ってしまった作品です。だけどそれからしばらく『あげくの果てのカノン』のことをずっと考えていたので、きっと面白かったんですね。ということでランキングに入れました。

印象に残った理由は、こんなに期待できない主人公でいいのか?「SF×不倫」初めてのジャンルだな!ラストをどう受け止めよう?の3本です。

舞台は、エイリアン(通称ゼリー)襲来によって荒廃した東京。そして主人公の「かのん」は、ケーキ屋で働く23歳のフリーター。かのんは、ゼリーと戦ったり、不思議な能力が目覚めたりすることは最後までありません。このSFな世界観において、とてもとても平凡な主人公なのです。さらに、想い人である境先輩に対して、盗撮したり会話を録音したりと軽いストーカー気質。作中では、色々あって既婚者である境先輩に言い寄られまんまと流されたり、境先輩に執着するあまり友達や家族を傷つけたり、この子が主人公で良いのか…?と、ちょっとかなり心配になりました。

だけど、そんな主人公だからこそ展開する話もあるんです。特殊隊員としてゼリーと戦い、「修繕」によって日々性格や好みが変化してしまう境先輩には、「執着」だとしても、ずっと変わらず愛してくれる かのんが必要だったのです。だから「SF×不倫」になってしまうのですけどね。非現実感のあるSFな世界と、ドロドロ現実感あふれる不倫というワードが正反対に見えるのに上手く機能しあっているなと感じました。好みや性格が変わったとしても、ひとりの人を愛し続けることが愛なのか、好きな人が変わってしまったとしても変化を受け入れることが愛なのか。そんなことを考えさせられる作品でした。

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あげくの果てのカノン

米代恭 ビッグスピリッツ/ビッグコミックス

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5位 『昴とスーさん』全6巻(完結)

昴とスーさん

ににゃの感想

主人公の昴は、23歳の誕生日に何故か記憶を失い子供の姿に戻ってしまうという体質。見た目は子供、中身は大人…で名探偵コ〇ンを彷彿とさせますが、もちろん全く違うお話です。

昴は、幼なじみで恋人である澪とアパートにふたりで暮らし、周囲には姉弟と偽っています。見た目は不釣り合いな2人ですが、お互いが大好きで大切に想っているというのが、もっのすごく伝わってくるんです。子供の姿でも変わらず昴に恋している澪のまっすぐな気持ちと可愛らしさが画面から伝わってきますし、純情で初々しいけど幼なじみなので熟年夫婦感があるところも良いんですよね。自分の正体を隠すために小学生として振る舞い、周囲と距離をとっていた昴が、澪の想いに触れ、他人と関わり人間関係をきずいていく、その過程がとても温かくて優しくて…もう全体的に愛に溢れているんです。「こういうのが愛だよなあ…」と本当に思いながらこの作品を読んでいました。「愛」ってよく言うけど抽象的で説明が難しいですよね。愛ってなんですか?と聞かれたら黙ってこの作品を渡したいです(笑)。

そして結局、昴が子供に戻る理由は分かるような分からないようなでした。作中でははっきりと描かれていません。ただ、昴自身に変化があったのは確かで、その辺りがカギになっているのかなと思います。

ちなみに、絵柄はクセがあると言う方もいますが、私は好きでした。どのページ開いても画面が明るくてキラキラして見えるんですよ(最初の方はそうでもないかな後半?)。作品が温かく感じるのは、そういう画面の描き方もあるのだと思いました。

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昴とスーさん

高橋那津子 KADOKAWA

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4位 『村井の恋』全7巻(完結)

村井の恋

ににゃの感想

登場キャラクターみんな愛すべきバカたちという感じで、メインキャラもサブキャラも大好きになる作品です。コメディというよりギャグが強めで、みんなが変な言動をしてはツッコミが入り、独特のギャグとテンションを生み出しています。最初はこのノリについていけるのか?と心配になったりもしたのですが、まずキャラクターを好きになり、そこから作品にどんどん引き込まれていきました。

一言でいうと高校教師と生徒の恋愛もので、クラス担任の田中先生に一途に恋する村井がとにかく可愛いんです。村井が好きな田中先生は正直モテそうなタイプではないので、なぜ村井はそんなに田中先生のことを…?と思うのですが、それにはしっかりベストアンサーが用意されているんですね。作品のふざけている雰囲気(褒めてる)のわりに、しっかり恋愛や友情を描いているので話としても楽しむことができました。対象がどの層なのか分かりませんが、女性にも男性にもおすすめできる恋愛漫画だと思います。村井と、村井の友達である桐山と平井は、人からどう見られるかより、自分がどうしたいか、で生きている感じがして素直にうらやましいなと思います(その辺りの友情模様も良いです)。

余談ですが、作品完結後も作者様がTwitterで『村井の恋』のキャラたちのイラストをあげてくださっていて、単純にファンとして嬉しいですし、キャラたちのことを愛しているんだなと感じます。

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村井の恋

島順太 KADOKAWA

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『村井の恋』の詳しい感想を書いています。※がっつりネタバレしてるのでご注意

漫画『村井の恋』感想(ネタバレ有・無)男子高校生の一途な恋&個性的ギャグが尊い!

3位 『そのへんのアクタ』全3巻(完結)

そのへんのアクタ

ににゃの感想

くだらなくて笑えて楽しくなって、ちょっといい話。それが『そのへんのアクタ』です。舞台は、エイリアンと人類の存亡をかけた大戦争の結果・・・結局今もどっちつかずの戦いを続けている日本。緊迫はしていないけど、たまーに現れるエイリアン(通称イズリアン)と戦っているのです。設定的には先述した『あげくの果てのカノン』と似ていますが、こちらは100%コメディ。シリアスはほとんどありません。

主人公は、「終末の英雄」と呼ばれた芥(あくた)で、イズリアン対策基地の千葉支部から鳥取支部に左遷されたところから物語が始まります。今まで戦いしか知らなかった芥は、コミュ力低すぎ&常識知らず。そんな彼と鳥取支部の仲間たちの面白シュールなやりとりがツボで、独特な会話劇に最後までハマって読んでしまいました。

話自体は全く深くありませんし、事件が起きても結局真相はたいしたことないので、大きな感動やハラハラドキドキもありません。だけど、その浅いところのフィールドを最大限使ってキャラクターたちを遊ばせているような、他の作品にはない楽しさがあります。それに深くはないけれど、ちょっとした所に、ちょっとした伏線を挟んできたり、ちょっとしたミスリードを入れてみたり、小技が効いていて丁寧に作られた作品だと感じました。

コミュ力激低だった英雄の芥が、鳥取支部の仲間と過ごすうちに語彙力が増え、人との絡み方を学び成長する姿も見どころです。最初はティッシュで拭く以上の雑用ができなかった芥が、後半で百福(ヒロイン)の涙をティッシュで拭ったのは成長を感じました(そういう伏線使ってくるんですよ)。この作品を読むと、きっとみなさんも鳥取に行きたくなることでしょう。

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そのへんのアクタ

稲井カオル 白泉社

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2位 『僕たちのリアリティショー』 全2巻(完結)

僕たちのリアリティショー

ににゃの感想

え?これこんな話だったの?どういう展開になるの?と、素直に先が読めなくて面白かった作品でした。自分の予想を超えてくれるというのが、一番読んでて楽しいんです。

女優を目指していた幼なじみが自殺するのですが、本当は他殺なのではないかと真相をつきとめるサスペンス…と思いきや、主人公とその幼なじみが入れ替わってしまうお話なのでした。幼なじみ自殺の真相をつきとめるサスペンスか!→主人公と幼なじみが入れ替わる話か!→芸能界の闇の話?→結局そういう着地点!?→でも2巻で上手くまとまったな!ラストも好き!みたいな私の感情の忙しさでした。決定的なネタバレは控えております。

私が良いなと思ったポイントは主に2つで、まずはキャラクター。陰キャで淡泊、イケメンでもないけど魅力を感じる主人公・柳と、サバサバしていて気の強い幼なじみのいちか。正反対な2人が仲良しというのが意外なようで、かなりしっくりくるのです。個々のキャラクターと2人の関係性をしっかり描いているから、いちかの自殺を止めようとする柳の気持ちに共感できるし、入れ替わった後の話もより没入できたのだと思います。

二つ目のポイントは、「なぜ入れ替わりが起きたのか?」という疑問に対しての答え。答え、というのは少し違うかもしれません。はっきりとした理由は描かれていないのですが、それを匂わすエピソードがあります。はっきり描かないけど、謎と奇妙さを残しながらも妙に納得させられてしまったので、そこが好きなポイントでした。

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僕たちのリアリティショー

ふみふみこ 講談社

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1位 『氷の城壁』タテ読み全117話(完結)

氷の城壁

ににゃの感想

どんなに頑張っても分かり合えない人はいるし、合わない人とは距離をとった方が幸せさ…と思っていた廃れた大人の私に刺さった作品です。それくらい『氷の城壁』は、人間関係や各キャラの心情をものすっごく丁寧に描いているんですね。分かり合えないと離れる前にきちんと方法を模索しているか?お互いのことをよく分かってないだけじゃないか?独りよがりの思考になっていないか?相手にも気持ちがあるってことをちゃんと理解しているか?そんなことをヒシヒシと感じました。それをキレイごとだと感じずに素直に受け止められるような作品なんです。(それでも合わない人はいるだろうけど、最初から決めつけてはいけないのかな、ということです。)

というのも、主人公の小雪が人と距離をとるタイプの人間で、陽キャで遠慮なく距離を詰めてくるミナトが最初は苦手なんです。だけど、丁寧に丁寧に少しずつミナトとの距離が縮まっていきます。小雪の気持ちが分かる私は、最初はミナトのことを好きになれなかったのですが、小雪が悩んで勇気を出すほど、私自身もミナトのことが分かってきて途中から大好きになりました。実際近づいてみると、「なんだそんなことだったんだ」と思えるような。そんなことって、けっこうあるのかもしれませんね。

小雪とミナトだけでなく、仲良しの美姫とヨータも最終的には恋愛に発展しますが、その前段階の友情を経ての流れだったのも良かったです。個人的に好きだったポイントは、仲良し4人の中で関係がこじれなかったことですね。この4人の中で三角関係とか四角関係だとモヤモヤしてしまったと思うので。タテ読み漫画が苦手だった自分を反省しました。どんな形でも面白いものは面白い!

さいごに

ベスト8まで決めようと思ったのですが、群を抜いてこれぞ!というものが少なくて今年は6位までにしてみました。読んだもののジャンルがちょっと偏っていた気もします。来年ももっと色々読めたらいいな!

気になった作品がありましたらぜひチェックしてみてくださいませ!

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