『九龍ジェネリックロマンス』第46話の考察感想(ネタバレあり)です。
九龍ジェネリックロマンス 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
『九龍ジェネリックロマンス』46話は『ヤングジャンプ 2021 No.30』に掲載されました。
※当記事では、
主人公を「鯨井」、工藤の元カノを「鯨井(前)」
行方不明になった方を「グエン(偽)」、蛇沼の恋人の方を「グエン(本)」
と表記しています。
『九龍ジェネリックロマンス』46話のあらすじ
場面は、工藤と鯨井の会社。
九龍のエレベーターが壊れたらしく、工藤は中々対応しない管理会社に電話で怒鳴りつけます。
そして昼休みになり、楊明が鯨井を会社に迎えに来ます。
楊明が鯨井を連れて行った店にいたのは、なんとグエン(本)でした。
鯨井は、グエン(本)から色々と気になることを聞き出します。
クローンのこと、グエンの偽物のこと、
そして「工藤が鯨井(前)を殺した」ということについて。
グエン(本)は一体何と答えるのでしょうか・・・?
そして、昼休みが終わり、工藤に呼び出された鯨井。
鯨井は、またグエン(本)と会う約束をし、会社へと戻るのでした。
やっとグエン(本物)と再会できた!聞きたいこといっぱいあるよ!
『九龍ジェネリックロマンス』46話の考察感想(ネタバレ)
九龍のエレベーターが故障?
冒頭でエレベーターが故障していたのも九龍の異変のひとつなんですかね?
44話で、九龍が外から見ると崩壊した姿だったことが分かりました。
地震が起きたりエレベーターが故障したりというのは、本来あるべき姿(崩壊した姿)があらわになりつつあるということなのでしょうか?
管理業者が修理の対応をしてくれないというのも、九龍ではよくあることなのかもしれませんが、そもそも幻のようなものだからかもしれません。
グエン(本)と鯨井の再会
やっと鯨井とグエン(本)が再び出会えました!
今まで鯨井側とグエン(本)側の2方向で話が進んでいたので、読者的には少しじれったかったんじゃないと思います。
それにしても楊明ナイスですよね。実際に会ったことないのにグエン(本)だって気付いて連れてきちゃうんですから。すごい行動力。笑
楊明には友好的だったグエン(本)ですが、鯨井のことはやっぱり気に入らないよう。鯨井(前)の顔なじみだったので仕方ないですね。
前回の45話では、金魚茶館のボーイとして工藤と鯨井(前)を微笑ましく見ていましたし、特に工藤と仲が良さそうでした。今までの回想を踏まえると、グエン(本)の鯨井への態度も少し納得。
グエン(本)は、鯨井のことをずっと「偽物」として見ているようです。
「工藤が鯨井(前)を殺した」についてグエン(本)は?
鯨井はグエン(本)に色々と気になっていたことを聞きます。
その1つが「工藤が鯨井(前)を殺した」ということについて。
グエン(本)の答えは、「工藤さんは殺してなんかいない」でした。
で、ですよね?
だけど、結局詳しく聞けないまま鯨井は仕事に戻ってしまいます。
真相を小出しにしてくる感じがじれったい!!笑
どうして鯨井(前)が亡くなったかは、まだおあずけなのですね・・・。
グエン(本)と絶対の鯨井
鯨井を「偽物」としか見ていなかったグエン(本)ですが、鯨井と話して少し見方が変わったようです。
「鯨井(前)と同じ運命をたどるかもしれない」「工藤さんを好きな気持ちも同じ」と言うグエン(本)に、鯨井は反論します。鯨井の誓った「絶対の自分」です。
自分の気持ちは自分のものだと言い張る鯨井に、グエンは鯨井(前)とは違う存在を感じたようです。
そして何より「絶対の自分」と言うワードに反応したのでしょう。
なぜなら、25話で蛇沼みゆきも「絶対」を目指すという話をしていたからです。
「絶対」を目指す鯨井と蛇沼の道は、これからどうリンクしていくのでしょうか・・・。
さいごに
グエン(本)に聞きたいこと、消化不良な感じですね。
鯨井はまたグエン(本)に会いたいようでしたし、次回は真相が色々聞けるのでしょうか・・・。
次回が待ち遠しいです!
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