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BUSTAFELLOWS SEASON2 ヘルベチカ 攻略感想(ネタバレあり)バスタフェロウズ シーズン2

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ヘルベチカ

「BUSTAFELLOWS SEASON2」4番目の攻略はヘルベチカです!

SEASON2では恋人になったといっても、ヘルベチカは相変わらずヘルベチカでしたね。いや無印より脱いでなかったな(そこ?)。

BUSTAFELLOWS SEASON2 公式サイト

SEASON1のヘルベチカ 攻略感想はこちら

※ここからはヘルベチカルートのネタバレ感想なので未攻略の方はご注意くださいませ。↓

SEASON2ではヘルベチカの内面の脆さをすごく感じました。キュンもちろんあるんですが、バスタフェロウズは全体的に重い話多いですからね。

しょっぱなから、ヘルベチカは「僕は依存症です」と告白します。これは依存症患者のサポートグループの場面なのかな?ドラッグ依存症というよりは、安定剤とかそういう薬への依存だと思うのですが詳しいことは分からないです。ただ分かるのは、ヘルベチカは精神が不安定になって薬に頼りすぎてしまう状態ということ。「誰かがいなければ自分の存在を定義できない」というヘルベチカ。普段はナルシストなのになあ。

ヘルベチカってキレイだし賢いし自信のある人間に見えるけど、実際はそうじゃないんですよね。外面はいいけど、気を許した人間にはけっこう不遜な態度を取るし、恋人であるテウタにも、荷物もたせたり運転させたり話しかけられても無視したり、電話も自分の用が終わると切ったり…わあ文字にするとけっこうひどい(笑)。これだけ見るとかなり自己中の部類ですが、でもそれがヘルベチカの甘えなのかなとも思います。そうやって愛情を確かめているというか。欲しい言葉も自分から言わずに、テウタに言わせるようにしむけることが度々あります。一緒に帰りたい、とか…忘れたけど他にも色々あった。テウタのこと好きとか大切とかストレートに伝えてくれるときはあるんだけどなあ。ちゃんとテウタを好きで心配してたり気遣ったりする場面はあるんですけどね。ヘルベチカは人を試して愛情を感じているような印象も受けました。無印よりそれが顕著。

バッドエンドもそんな依存症絡みの終わり方でした。テウタとヘルベチカはフアナの事件に巻き込まれ、ドラッグの運び屋をやらされることになります。ドラッグを持ったまま空港の検査場を通るため、ドラッグの包を19袋も飲み込めと指示するフアナ。これなんかテレビで見たことあるやつだ。「密着!空港警◯」的な。フアナも本当に最初のキャラかと思ってたのに悪いやつだし、しかもやり方が本当に悪人で…こんなのが現実のどこかにはあるなんて信じたくないですね…。テウタはドラッグの包みを飲み込みますが、運ぶ途中に倒れてしまい死にかけてしまいます。そんなテウタを目の当たりにしたせいで、ますます精神が不安定になり薬物依存症がひどくなってしまいます。テウタは自分がいるから余計不安にさせてしまうと思い、ヘルベチカに別れを告げることに…というバッドエンド。

テウタママのアリーさんは「ヘルベチカはやめとけ」みたいなことを言ってたけど、さすが母の勘は大正解だなと思いました(笑)。「あの人を幸せにしたいなんて思わないで。あなたが幸せになって」と。うん…ヘルベチカと付き合うのが多分攻略キャラの中で一番大変だと思う。もちろん頼りになるところはいっぱいあるけど、根本的な性質の話ですよね。テウタがヘルベチカを支えてあげないといけない場面はいっぱいあるんだろうなあと思います。それが依存までいくと、テウタの抱える比重が大きくなって壊れちゃう…みたいなことかな。ある時、ヘルベチカはシュウに「アダムには敵わない」と弱音を漏らします。まあ、うん…そうね。アダムの愛はもう仏の域に達してるからね。ヘルベチカはアダムのこと気にしていたなんて。そういうのが自信のなさを加速させてるんだな。ユノのラジオでも「好きって気持ちを誰かと比べると辛い」みたいことを言ってたけどヘルベチカのことを示唆してるんですよね。

グッドエンドでもテウタは事故って死にかけますが、ヘルベチカは薬物依存症がひどくなることもなく、しっかり自分で立つことができます。その違いはきっと「テウタの愛情を確かに信じられているかどうか」。グッドエンドへの流れでは、テウタとヘルベチカがお互いの愛情を確かめあう場面があって、それがヘルベチカの自信になっているんだと思います。フアナから逃亡し、テウタとヘルベチカがモーテルのベッドで一緒に寝る場面ですね。ヘルベチカは「もう頑張らなくてもいいって、誰かに言ってほしい」と言います。そしてその後の選択肢。「頑張らなきゃ」「頑張らなくてもいい」の2択。「頑張らなくてもいいって言ってほしい」って言ってたのに、「頑張らなきゃ」の方が正解なんです。ヘルベチカはテウタに尻叩いてもらうくらいがちょうどいいのかもしれません(言い方)。誰かがヘルベチカは実はマゾって言ってたけど同意。サディストと見せかけたマゾですねあれは。

その後、事件が一件落着しテウタの傷も癒えた頃、ホテルで女子会が開かれます。ヴァレリーさんとかカルメンさんとか、あのメンツすごそう。酒すごそう。と思ったけど本当にみんな酔い潰れてた(笑)。そして酔っ払ったテウタが次の日起きたら、誰のものか知らない指輪を薬指にはめてたという事件がおきます。最初は実はヘルベチカがはめたんじゃないの~とか思ってたけど、本当に知らない人でした。ヘルベチカと気まずい雰囲気になるも、まあ仲直りしてイチャイチャして終わりでしたね。指輪ではないけど、心臓の位置に近いネックレスを送ってくれました。うん、この人やっぱり執着すごそうだな。

ヘルベチカの不安なところを並べましたが、ちゃんと好きなところもありますよ!人のために無茶をしてしまうテウタを心配しながらも、テウタのそういう性質を好きでいてくれるところ。テウタのことを子供っぽいとか色々文句言う割に、テウタが自分自身のことを責めだすと、そんなことないってまっすぐ言ってくれる、そんなところです。

あとはサウリ先生について。ヘルベチカにとってサウリ先生は追い打ちだったでしょうね。ずっとお父さんみたいに慕って尊敬してた人が「壊れているから美しい」とか言っちゃうような人だったら。無印の最後で「嘘でしょ・・・?」と私も思ったんですけど、2では意外とちゃんと収まったというか。そういう変な価値観はあるけど、ヘルベチカのことを息子のように思っていて愛情をもっているのは本当らしいです。まあそれだけでもまだ良かった。テウタはサウリ先生のことを納得はできないけど、ヘルベチカのお父さんとして二人の仲を取り持とうとします。こういうところテウタはすごいなあ。大事な人の大事な人を大事にできるのが愛ですね。

レネさん事件について。最初はレネさんはヘルベチカが好きで、テウタの恋敵かなと思ってたけど、ちゃんと別にパートナーがいましたね。仕事のできるお姉さんて感じで好きです。だからこそ、そんな人に訴えられてちょっとショック。女性の権利って難しいですよね。女性というだけでチャンスがなくなるのは良くないと思うけど、それを現実的にどうカバーするのかは難しいところ。独身の女性や男性も頑張っているなら、レネさんだけを優遇するのはそれこそヘルベチカの言う特別扱い、なんでしょうね。バスタフェはこういう社会問題にもガンガン触れてきます。でも最終的にはレネさんと元の関係にもどれて良かった。女子会にも参加してたしどんどん仲良くなって欲しいな。

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さいごに

ヘルベチカルートで4人目を終えて、残すところはリンボだけ。でも思った、ヘルベチカが一番やっかいな人だ!他にも問題を抱えてるキャラや重い話はあったけど、その人自身がめんどくさいのはヘルベチカだなと。カッコいいし優秀だしお金もあるだろうし優良物件なんですけど、ナルシストなのに内面は自信ない人なんです。正直ヘルベチカが一番タイプじゃないんですが、それでもヘルベチカルート楽しむことができました。次のリンボで最後!

では、ここまで読んでくださりありがとうございました!

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