「BUSTAFELLOWS SEASON2」3番目の攻略はシュウです!
最年長、主人公と7歳差の大人枠!そっけないけど実はめちゃめちゃ優しい殺し屋だったので、SEASON2もワクワクでした。
※ここからはシュウルートのネタバレ感想なので未攻略の方はご注意くださいませ。↓
シュウ相変わらずカッコいいです。私は細谷佳正さんのお声と演技に弱いのでシュウもツボですね。
そして前も思ったけど、やっぱりシュウといる時のテウタは子供っぽく見えます。7歳差なんですよね。リンボ、ヘルベチカ、モズもテウタより年上ですが、シュウルートのテウタが一番幼く感じました。それはそれで可愛いです。
テウタがすごくシュウを好きなんだなというのが伝わってきて、だから今回は余計シュウがドライに感じました。テウタのことが好きで大切なのは分かるけど、それが日常的にあまり表面に現れないというか。テウタはシュウに自分のことを気にしてほしくて、「やきもちやいた?」とか「私のこと好きだから?」とか可愛く試すようなことをよく言います。シュウはそれを「別に」って冷たくそっけなくあしらってる時もあるんですよね。
なんかシュウね、ヤキモチとか焼かないタイプらしいです。テウタが他の男の子といたりした時に、「気にならないって言ってるけど実は本当は気にしてるんでしょ!」って思ってたんですけど、本当に気にしてないっぽいんですよ。最後の方にシュウ目線のモノローグが入るんですけど、そこではっきりそう言うんです。価値観の違いだとか何とか。
ある日、テウタはパライソガレージでユノとアレックスと食事して帰宅します。その後、シュウはテウタに「最近、ユノと仲良いんだって?」と聞いてくるんです。あれ?やっぱり気になってるのかな?と思ったら、「こうやって聞くとテウタが喜ぶから聞いてやれってリンボに言われた」と。くうう憎い‥その余裕な感じがカッコ…憎い!その後も「あんた、俺以外って選択肢あんの?」とか言うし。シュウはテウタが自分を好きでいてくれることに一ミリも疑いがないんだなあと思います。心変わりするとかそういう不安もまるでなさそう。テウタは気にしてほしい、シュウは気にならない、というすれ違い。ケンカにまではならないけどヤキモキする(主にテウタが)部分はありましたね。テウタがちょっと可哀想かなあと思わなくもないです。
そんなシュウですが、全く態度に出さないわけじゃなくて、たまにサラッと思ったことを口にするのです。「一緒に来られてよかった」とか照れずに不意打ちします。きっと思ったことは言う人で、ヤキモチとかは本当に思ってないから言わないのね、と納得しました。
それに、テウタを大事にしてる場面はいくつもあります。ヤンと一緒に行ったお店でテウタ好みをカルボナーラを見つけて、自分で作れないかなって調べてるところとか可愛すぎますね。あとテウタの記事が電子書籍のラインナップに選ばれた日、寝落ちしたテウタに代わってシュウがテウタの両親に伝えてあげたり(テウタの両親と良い関係になりたいと思っているのも良い)。そう、シュウはテウタの家族を大事にしようとしてくれるんです。ルカが人を撃って混乱してた時も、向き合って話してくれます。ルカはテウタの家族で、テウタはシュウの家族だから。だからルカのことも大事だって言ってくれたのがとても温かかったです。そしてテウタもシュウがいないところでヤンの相談に乗ってあげていたり、お互いの家族を大事にしてるのが見えて良かったなあと。パーティーもそういう場が嫌いだから行かないって言ってたのに結局来てくれるんですよね(ただテウタは「シュウは来ないよ」ってずっと言ってたのが可哀想だった。もっと早く来てあげてよとは思った。笑)
シュウルートの中心は、シュウの昔なじみのファロンという男性との話でした。最初にファロンが登場した時「ん…?まさかシュウのパパでは?」と思ったけど本当にそうでしたね笑。事情があって父親とは名乗れなかったそうですが、シュウのお母さんであるお師さんとも仲が良く、シュウとヤンのことも子供の頃から可愛がっていたみたいです(ヤンのことも息子みたいに想ってるのがまたいいよね)。
シュウ、テウタ、ヤンは、ファロンの仕事に協力することに。しかし依頼元のDEAのキムから、ファロンがシュウ達を裏切ってると告げられます。ショックを受け警戒するシュウ。だけど結局はキムの方が黒幕でファロンはちゃんと仲間でした。途中ファロンに事実を聞くため、ファロンのロッジに向かいますが…3人とも狙撃されてしまいます!ファロンは亡くなり、テウタも撃たれ、かばおうとしたシュウも撃たれ…地獄やないか。
その時テウタは必死に時間を遡ろうとしますが、生死の境をさまよって夢を見ます。時間を遡ることと、その弊害に対する罪悪感なのでしょうか。テウタは夢の中のルカに冷たく突き放されることを言われます。その時に出る選択肢が「ルカのためなら何でもする」「ルカのために…できないこともある」なんですが、これどっちが正解なのか未だに分かりません。前者を選ぶと「もう自分を許してあげて」みたいな優しいことを言われ、後者を選ぶと「ずっと後悔すればいい」みたいなことを言われます。だから前者が正解だとは思うのですが、実際どうなのかよく分かりませんでした。その後、同じようにアダムも出てきます。やはりこの2人がテウタにとって原点なのかなと思いました。
ここでBADが回収できます。BADはテウタが家のベッドで目覚め、シュウはすでに亡くなっています。テウタはシュウのお葬式の日になっても様子がおかしいまま。心配したヘルベチカはテウタの部屋に様子を見に行きます。すると、テウタはずっと何度も時間を遡っては失敗していたのでした。前に、能力を使うと記憶が飛んだりとか良くないことがあると言っていました。遡っては戻ってを繰り返すテウタはもう誰が亡くなったのかも分かっていないような…。いっそ能力がない方が諦めがつくのに…、能力があることは果たして幸せなのか、そんなことを考えるBADでした。
正しいルートは、夢を見た後にテウタが病院のベッドで目覚めます(どちらにしろ1回死ぬのでBADかと思ってしまう)。テウタは蘇生したけど、シュウは手術中できっともう助からない。テウタは時間を遡って狙撃を止めにいきます。なんとか阻止は成功し、シュウ、テウタ、ファロン3人共生き残ります。だけどテウタはシュウが亡くなったというトラウマを抱えたまま。そりゃそうですよね。「シュウは自分の中では一度死んだ」と、テウタはシュウにその悲しみを訴えます。シュウは前作で、生きることに対する執着を持ってくれた感じがしましたが、今作でさらにそれが強くなった気がします。
その後、ヤンがキムの方に寝返り…みたいな場面があったけど、さすがにそれは嘘だろうなと分かりました。なんというか、もう今さらヤンが裏切る気がしなかったのです。それくらい馴染んでますヤン。クロちゃんのおうちにも普通に来るようになったしね。
キムの悪事を暴いて一件落着とはなったのですが、ファロンは病気でもう長くない体でした。シュウはファロンが亡くなる間際「親父」と呼びます。シュウは孤児だと思ってたかど、すごく近いところに両親がそろっていたのですね。それは良いことだけど、今まで知らなかったのは切ない。だけどシュウは自分のルーツが知れて、親子として話ができて良かったのだと思います。
ファロンのお葬式で、シュウはテウタに「俺と一緒にいても幸せになれないかもよ」言います。自分の両親が複雑だったからですね。そんなシュウにテウタは、「それを決めるのは私」「私はシュウに会ってからずっと幸せだもん」と言います。一瞬、黙りこむシュウ。呆れたのかと思ったら「今の俺のど真ん中だ」なんて。シュウは本当にテウタのことが好きでたまらないんだな。
最後はファロンのロッジでキャンプ。いい雰囲気になります。
「俺の人生にこれ以上があるかなって思ったところ」
「お前は俺の世界を満たしてる、お前が思ってるよりも、ずっと」
普段そっけないんですけどね、言うときは言うんですよ。ずるいわ。
さいごに
シュウの前にモズを攻略したのですが、モズルートは話が重いし内容が詰まっていたのでシュウルートはわりとあっさり感じました。内容が薄かったわけではなくて話がひとつにまとまっていた印象です。
余談ですが、テウタが厨房に入ったり料理を手伝ったりするのを、毎回モズに強めに止められるのが面白かったです。ヤンも料理ができなくて、2人そろって「手伝わなくていいから猫にごはんあげてて」って言われる場面が好きでした。笑
では、ここまで読んでくださりありがとうございました!
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