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ドラマ『ミステリと言う勿れ』5話ざっくり感想 ネタバレあり 「ばちあたり夜話」人の心が一番ミステリーだよね

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月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』5話の感想です。ざっくりです。

4話の感想はこちら

ここからは個人的感想です。ドラマと原作のネタバレありなのでご注意ください。

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ドラマ『ミステリと言う勿れ』5話ざっくり感想

ドラマ5話も面白かったです。牛田悟郎役の小日向文世さんがいい味だしていますね。

今回は、ドラマ5話を見た後に原作を読みました。episode6の「ばちあたり夜話」とepisode7の「暖かいのか温かいのか」の一部にあたります。

前回4話の時も書きましたが、やっぱり原作よりドラマチックな仕上がりになっているような気がします。(ドラマにドラマチックというのも変な感じがしますが)

原作は牛田自身はともかく、牛田の相棒・霜鳥との関係に深く感情移入できる感じではありませんでした。ドラマでは牛田と霜鳥の場面をしっかり描くことで、最後の「なぜ牛田は霜鳥の罪を明らかにしたのか」に対しての理由を分かりやすくしていると思います。

牛田が霜鳥の罪を明らかにした理由は、「牛田は、治療費を肩代わりするというような申し出をされることがイヤな人間だった。それを相棒に忘れられてたことが悲しかった」ということ。20年も霜鳥の罪を黙っていたのに、それをくつがえした理由にしては分かるような、分からないような。霜鳥が言ったように、自分が裕福になっていたから、プライドを傷つけたから、という方がしっくりくる気がします。

それをドラマでは、原作にはない、霜鳥が警察をやめる時に「牛田さんのことはずっと忘れません」と言った場面を印象的に付け足すことで補完したのだと思います。「忘れません」と強く言ってたのに…ということで牛田の理由も納得できます。

ただ、それは話を分かりやすくしているというだけだと思うので、原作の流れも好きです。人の心が一番ミステリーというか、理屈では説明できないところがあると思うので。全部理解できなくても良いのだと思います。

牛田が久能に出した事件クイズは、視聴者(読者)でも分かる範囲のものだと思うのですが、その先に解けない問題(牛田が霜鳥の罪を明らかにするかしないか)という一番の問題が待っているところが良いなあと思いました。本当にどうするのか分からなかったし、霜鳥がお見舞いにきたときの話でどう気持ちが変わったのかも分からなかったです。もちろんその理由も。

あと、クライマックスにエンディングの曲をかけるの効果的ですよね。いい場面なんや!という気持ちにさせてくる。

そして後から分かることですが、すでに亡くなっている人と、死についての話をするというのが面白いなあと思います。自省録ですか、面白そうですね。内容重そうですが。

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