『青野くんに触りたいから死にたい』第46話の考察感想(ネタバレあり)です。
46話は『月刊アフタヌーン 』2021年10月号(2021年8月25日発売)に掲載されました。
青野くんに触りたいから死にたい(8) (アフタヌーンコミックス)
↓ここからはネタバレ&個人的な考察ありです。ご注意ください。
『青野くんに触りたいから死にたい』46話のあらすじ
藤本は夜寝ている間に夢を見ます。それは優里と結ばれる夢でした。目を覚ました藤本は自己嫌悪に苦しみます。
その日の放課後、優里と藤本は文化祭のロミオとジュリエット代役の練習に行きます。
仮死状態のジュリエットにロミオがキスをするシーン。藤本は、右手で優里の口をふさぎ自分の手の甲に唇をつけ、キスするふりをするように指示されます。
しかし藤本は、本当にキスしているみたいだと嫌がります。
劇の練習が終わった後、優里と藤本は美桜の家に行く約束をしていました。ホールを出て2人になった後、藤本はキスのふりの練習を試しにしようと優里に提案します。
素直に応じる優里に、藤本は男といちゃつくのに慣れていると言います。全部青野が初めてだと反論する優里に藤本は・・・?
その後、藤本は広瀬とラーメンを食べに行きます。藤本は広瀬に優里についての想いや自分に対しての嫌悪を吐き出すのでした。
藤本ファンのみなさん・・・切なすぎませんか!?
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『青野くんに触りたいから死にたい』46話の考察感想(ネタバレ)
藤本の優里への想い…極まってますね。
藤本の切ない姿を見る回ですか!?ってくらい藤本・・・切ないです。泣
藤本は本当に良いヤツですよ。言葉や態度はきついところもありますが、それも含めて嘘がなくて良いです。
優里と青野はお互い強く想い合っていてお似合いなので、2人の仲はもちろん応援しているのですが、だからって藤本を切り捨てられないんですよね。
最高の当て馬・・・なんて言いたくないくらい魅力的なキャラです。実際当て馬とも少し違うかな?とも思いますしね。
藤本の優里への想いは、夢で見たように「自分のものにしたい気持ち」と、汚れた手で触りたくないという「穢したくない気持ち」の両極にあるようです。
40話で、「藤本くんは綺麗なものが好きだと思った」と言う優里に、藤本は「好きなんだと思う」と答えていました。藤本の言う「綺麗なもの」とは、きっと優里のことなのだと思います。
藤本は優里を「綺麗なもの」だと思っているから穢したくないのでしょうか。
確かに優里って無垢な感じしますもんね。けっこう性的な発言とかするんですけど、それが余計無垢で純粋なイメージを高めているのが不思議ですごいです。
キスの「ふり」でさえ躊躇してしまうほど、藤本は優里のことが好きなんだなあと思います。
そして、優里への気持ちが高まるとともに青野への罪悪感、対抗心、そして自分自身への嫌悪感も大きくなっているようです。
「青野は一緒にいるの?」って確かにたびたび聞いてましたよね。優里と2人でいたい気持ちとか、青野がいると罪悪感を感じることがあるんでしょう・・・。
それに、自分を青野と比べて採点しているという藤本。確かに性格は全然違いますね。でも藤本には藤本の良さがあるんですよ!!
優里もそれはよく分かっていると思うんでけすどね。優里にとって青野くんが強すぎるだけんですよね。
30話で優里は、いろいろな色があってどれも素敵だけど青野の色が一番好きだと言っていました。「そこにいる感じ」が好きだと。
だからもうきっと頭で考えることではなくて、優里には青野くんしかいないんでしょうね。そう思うほど藤本が切ないっていうね。
優里のファーストキスは青野。藤本のファーストキスは優里。ああああ切ない。
さいごに
今回は藤本メイン回でしたね。藤本もですけど、広瀬が可愛い!良い人感にじみ出てます。笑
次回が楽しみです!
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