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【43話後編 考察】青野くんに触りたいから死にたい 母親・瞳が登場!青野が選ぶのは優里か瞳か?ネタバレあり

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『青野くんに触りたいから死にたい』第43話後編の考察感想(ネタバレあり)です。

43話後編は『月刊アフタヌーン 』2021年6月号(2021年4月25日発売)に掲載されました。

前話(43話 前編)の考察感想はこちら

各話の考察まとめはこちら


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ここからはネタバレ&個人的な考察ありです。ご注意ください。

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『青野くんに触りたいから死にたい』43話後編のあらすじ

青野の前に現れた母親の瞳とチビ青野。青野はアパートの部屋の食卓に座っていました。

チビ青野は、青野を映画のレイトショーに誘います。

鉄平も一緒に連れて行こうと言う青野でしたが、瞳に拒否され、青野と瞳の2人で行くことになります。

映画館の椅子に座る青野と瞳。そこで瞳が青野に語ることとは・・・?

そんな青野を現実に呼び戻したのは、優里の声。優里の『ロミオとジュリエット』のセリフに青野が応えます。

場面変わって2年生の教室。女生徒2人が「ロミオとジュリエット計画」について噂をしています。

そこにやってきたのは青野の弟・鉄平。驚いた女性とは教室を出ていきます。

窓の外を見ながら、鉄平が意味深なことをつぶやきます。それは、母親・瞳の死因に関わることで・・・。

ずっと得体の知れなかった青野の母親・瞳がどんな人がちょっと分かってきましたね!

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『青野くんに触りたいから死にたい』43話後編の考察感想(ネタバレ)

青野の母親・瞳はどんな人物?

ずっと謎が多かった青野の母親・瞳。自殺やら鉄平を捨てたやら、不穏な噂があるばかりでした。

今回、青野の前に瞳とチビ青野が現れ、3人の会話も聞くことができました。それがそのまま現実と同じなとかと言われるとちょっと違うのかもしれませんが、瞳がどういう人物なのか少しは分かったと思います。

24話で鉄平は、「母親は龍平には優しかったけど俺には冷たかった」と言っていましたが、その話を裏付けるように、今回の行動は鉄平に冷たいものでした。鉄平が入れないようにドアを施錠し、鉄平を家に置いて青野(龍平)と2人だけで映画に行く。子供をかわいがる母親の行動とは思えません。

そして映画館の会話では、鉄平に対する愛情はなく、青野(龍平)だけを溺愛しているような口ぶりでした。鉄平を捨てたという話も本当なのかなという気がしてきます。

瞳は不思議というか・・・奔放な女性という印象です。

血のつながりを重要視する理由とは?

映画館での会話で、瞳は「血は特別」という話をします。兄弟より親子の方が特別であると。

少し不思議に思ったのは、瞳の言い方だと、兄弟がまるで血の繋がりが無いと言っているみたいだったこと。青野(龍平)と鉄平は実の兄弟ではないんですかね?瞳と鉄平は血が繋がっていないような言い方ですよね?

だとしたら、鉄平を可愛がっていないのも理屈としては分かるんですが・・・どうなのでしょう?

そして「血は特別」というのは、家族の繋がりや無償の愛情を与えられる存在、という意味があると思うのですが、それだけではないような気がするんです。

その理由は、7巻までの考察記事で書いた、「青野、優里、美桜、希美が雨乞いの儀式の関係者ではないか」という話に関係します。

代々、血縁者が儀式に関係する何らかの役目を継いでいたとしたら、それも「血のつながり」によるものですし、瞳が青野(龍平)を溺愛する理由と関係があるのかなと思いました。(確信はありませんが)

青野を呼び戻す優里の声・「席は一つ」の意味とは?

44話のサブタイトルは「席は一つ 後編」。前回の考察では、たった1つしか空いていない優里の隣の席に座るのは青野か藤本か?という意味ではないかと書きました。

それもあるとは思いますが、今回はさらにもう1つの意味にもとれると思いました。

青野のことです。

映画館で、「瞳も鉄平もどっちも家族だから好き」という青野に、瞳は「でも一番があるでしょ」と言っていました。瞳は青野の気持ちを独り占めしたいように見えます。

その時は、瞳か鉄平かという2択でしたが、今現在はきっと「瞳か優里か」という2択なのかなと思います。

そういう意味での「席はひとつ」なのかなと。

映画館のスクリーンに映った優里の声に呼ばれて、青野は異空間から現実へ戻ります。その時点で、青野の心はだいぶ優里に傾いていると思うのですが・・・。瞳の存在は手ごわそうです。

母親・瞳の本当の死因とは?

ラストで鉄平がつぶやいた意味深な言葉。

青野が瞳を殺して、自殺・・・?

うーん、ちょっとその可能性も考えなくはなかったのですが。

青野が自殺なのだとしたら、自殺しようとして青野と契約を結んでしまった優里のような現象が青野と瞳の間にもあったり・・・。でも優里は生きていますもんね。ちょっと状況が違うか。

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さいごに

青野の言った通り、本当に『ロミオとジュリエット』みたいな悲しい話じゃなくて、2人で生きる話になってほしい・・・!

そんな簡単にハッピーエンドになるような漫画じゃなさそうですが、そう願わずにはいられません。

文化祭の「ロミオとジュリエット計画で」大変なことになりませんように・・・続きが気になります!

次話(44話)の考察感想はこちら

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