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【30話考察】九龍ジェネリックロマンス 鯨井Bに囚われたままの工藤は…。ネタバレあり

『九龍ジェネリックロマンス』第30話の考察感想(ネタバレあり)です。

前話(29話)の考察感想はこちら

各話の考察まとめはこちら


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当記事では、

現在の主人公を「鯨井」、工藤の元カノを「鯨井(前)」

行方不明になった方を「グエン(偽)」、蛇沼の恋人の方を「グエン(本)」

と表記しています。

『九龍ジェネリックロマンス』30話のあらすじ

有休明けの鯨井。朝から元気に仕事をしています。

工藤はそんな鯨井が少し気にかかる様子。

場面変わって昼休み。鯨井と楊明は一緒にお昼ごはんを食べています。

小黒の引越し祝いパーティの計画を立てているようです。

楊明は、鯨井に自宅の引越しを提案します。

「鯨井(前)の部屋や使っていたものではなく、一から始めてみたら?」と。

そしてそれを偶然、陰ながら聞いていた工藤。

鯨井の答えはNOでした。

鯨井の答えに納得いかない楊明は・・・。

鯨井ちょっと吹っ切れたみたいですね

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『九龍ジェネリックロマンス』30話の考察感想(ネタバレ)

吹っ切れた様子の鯨井

前回までは、工藤とちょっといい感じになったり

「お前のことが嫌いだ」と言われたり

工藤に告白した後、倒れちゃったり。

鯨井は色々なことありましたね。

たまにはお休みも必要ですよ。

お寺で神様に願い事をして、楊明と話をして自分の気持ちに整理がついたんでしょうか。

休み明けの出勤では、何事もなかったかのように工藤に接しています。

どっちかというと工藤の方が鯨井を気にしているようです。

引越しの提案に鯨井は・・・

楊明は鯨井に引越しを提案します。

鯨井(前)の住んでた部屋を出て、鯨井(前)のお下がりを捨てて自分の部屋を作る。

とても素敵な提案に思えます。

だけど鯨井は、引っ越さないと言います。

あの部屋は、鯨井(前)のかけらのひとつ。鯨井(前)の存在が消えてしまうような気がするからと。

あーなるほど。と思ったのは工藤のこと。

工藤はそういう気持ちなんだろうなあと思いました。

ただ単に、好きだった鯨井(前)が忘れられないだけじゃなくて、存在を消したくないのかなと。

亡くなってしまった上に、同じ外見の鯨井が現れるんですよ。

工藤からしたら、鯨井(前)の存在を上書きされているような、そんな感覚でしょうか。

いつも同じ店に通って、同じクセをなぞって。

そうやって必死に鯨井(前)の存在を繋ぎとめていたのかもしれません。

工藤と鯨井は、鯨井(前)の存在を残しておきたいという気持ちは同じですが、全く違います。

工藤と違って、鯨井はちゃんと前を向いた上での発言なんです。

鯨井と工藤を隔てる1枚のドア

工藤と一緒にタバコを吸った後、先に屋上から出ていく鯨井。

2人を隔てる1枚のドアが印象的に描かれています。

屋上にひとり残った工藤の後ろには、鯨井(前)の残像。

先に記述したように、工藤はまだ前を向けていないのでしょう。

それとは対照的に、ドアを開け新しい場所に出ていく鯨井。

鯨井を追いかけたいような。鯨井(前)に後ろ髪引かれるような。

そんな複雑な気持ちが工藤から見てとれます。

工藤はやっぱり本物の工藤なのかなあ・・・。

鯨井の答えに納得いかない楊明さん

「鯨井(前)の部屋を残しておきたい」という鯨井の答えに納得いかない様子の楊明。

鯨井がまだ過去にとらわれてるんじゃないかと心配なんでしょうか。

楊明は全身整形によって過去を捨てた人ですもんね。

何か思うところがあるのかもしれません。

楊明の昔の姿がとても気になります。

鯨井やグエンのように第2の楊明がいるとしたら、どんな姿をしているのでしょうか。

外見・性格・記憶・・・。人の本質って何なんだろう。

そんな答えの出ないことをつい考えてしまします。

さいごに

工藤の中途半端な態度にモヤっとすることもあったんですが。

なんか・・・工藤、段々かわいそうになってきた。

小黒の引越し祝いパーティには行かないけど、「カンパしてやる」ってお金渡してくれる工藤、良いです。

お金くれたからとかじゃなくですね。笑

気が利きますよね。何も考えず、サッと出してくれるのが良い。

ちなみに3巻の発売予定日は、2020年11月19日ですよ〜。

次話(31話)の考察感想はこちら

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