池ジュン子さんの漫画『末永くよろしくお願いします』1巻の感想(ネタバレあり)です。
本屋でジャケ買い。
絵柄が好みで、結婚式のご祝儀袋のような表紙デザインも可愛いです。
内容も面白くて、あっという間に読んでしまいました!
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末永くよろしくお願いします【電子限定おまけ付き】 1 (花とゆめコミックス)
1巻は2020年8月10日に発売されました。
1巻の収録内容
- 第1話
- 第2話
- 第3話
- 第4話
- おまけ漫画
『末永くよろしくお願いします』1巻のあらすじ
女子高生の鷹司 輝(たかつかさ ひかる)は、唯一の肉親だった父親を亡くし、親戚に預けられることになります。
居候先の主は、葛切 清水(くずきり きよみず)。23歳の書道家でした。
最初は輝に冷たかった清水。ですが、超マイペースな輝に振り回され、2人は少しずつ打ち解けていきます。
清水の優しさに気付いた輝は・・・
「私、清水さんのお嫁さんになりますので」
清水にそう宣言したのでした!
↓ここからはネタバレありです。ご注意ください。
『末永くよろしくお願いします』1巻の感想(ネタバレあり)
残念で癖のある主人公とヒーロー
公式サイトで
年上ツンデレ×残念美少女
と紹介されていました。まさにそれです。
美男美女なのに、癖のあるキャラクターで残念なところが、輝と清水の魅力です。
主人公・輝(ひかる)は、高校生。
黒髪ロングの似合う美少女で、箱入りお嬢様。
そして、無気力・無表情・超マイペース・ふてぶてしい。
見た目は病弱で繊細に見えるのに、実はそれを利用して学校をサボっていたりと、要領のいいヒロインです。
一方、清水(きよみず)は、23歳イケメンの書道家。和服メガネ男子。
そして、自信家でみえっぱりなのに豆腐メンタル・陰キャの鑑。
書道の作品が上手く書けない時など、落ち込むとクマのぬいぐるみに癒しを求めます。
そんな輝と清水のテンポのいいやり取りが、ちょっとシュールで楽しい。
気付くと輝のペースに巻き込まれ、押され気味の清水です。
ヒロインの推しの強さと、2人の掛け合いの楽しさは、『高嶺と花』を思わせました。
『高嶺と花』が好きな人は好きかも。
ただ、キャラクターの性格は全然違うので『高嶺と花』とは違う魅力がたくさんあります。
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特に輝のキャラにハマってます。
最初から逆プロポーズしちゃう主人公
癖のある主人公ということで、恋愛モードもひと癖あり。
清水の思いやりに触れ惹かれていった輝は、清水に「お嫁さんになります」宣言をします。
いやー強いですね、輝。
最近同じ同居もので『椿町ロンリープラネット』を読んだんですが、全然違う。笑
主人公の性格が違えば、こうも物語が変わるのかと・・・勉強になります(?)
輝は清水に最初からプロポーズしたり、キスをしたり、学生コスプレさせるために服を脱がせようとしたり。
清水を振り回して翻弄させる輝を見て、あれ?輝の方がヒーローなのかな?ってなりました。
実は優しいツンデレ清水
清水って優しいですよね。
というか、あの輝の面倒を見ている時点でいい人なんだと思います。
いつも輝に突っ込んだり引き気味なのに、新しい制服を褒めてくれた時はドキドキしました。
実は天然タラシなのか・・・?
意外と素直な清水の反応に、不意打ちされて照れる輝も可愛かったです。
なるほど主人公(女)が普段の主導権を握っていると、逆の立場になった時にまた違ったドキドキが味わえるのですね・・・。
実は輝のことを心配していたり、いざという時には助けてくれたり。カッコいいところたくさんあります。
書道家一族の中で、実は血の繋がらない清水は、色々な苦労をしてきたみたいです。
書道の才能も、努力で得たもの。
そんな境遇を、普段は表に出さない強さのある人だと思います。
さいごに
逆プロポーズはしてるけど、まだまだ恋愛モードは薄いかな。保護者×居候の関係の方がまだ強いと思います。
タイトル通り、輝は末永くよろしくできるのか!?
個性の強い2人がどうなっていくのか楽しみです。
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