音久無さんの漫画『執事・黒星は傅(かしず)かない』4巻までの感想(ネタバレあり)です。
執事・黒星は傅かない 1 (花とゆめコミックス)
こういう重くないキュンとするラブコメが読みたい時ってあるんですよねー。
普通の執事とはひと味違う黒星がいい!
従順なだけの執事に飽きている方は、ぜひ読んで見て欲しいです。
『執事・黒星は傅かない』4巻までのざっとあらすじ
日本屈指の大邸宅・西園寺家に暮らすお嬢様・紫(ゆかり)16歳。
紫を溺愛する自由奔放な執事・黒星(くろぼし)。
そんな2人のドキドキ両想いラブコメ。
お嬢と執事の禁断の愛?いやいや、2人の仲は公認です。
当の本人たちはお互いの気持ちを知りませんが。
4巻では、紫・黒星・阿蓮・紫の友達で海のある別荘に行きます。
紫の水着姿に理性の保てない黒星。
キスをしそうになるのを止めたのに、おじい様が投げたボールが当たって事故チューしてしまいます。
しばらくして普段通りに戻った2人でしたが、紫が「恋人ごっこ終了宣言」!?
黒星が好きなのに、紫が阿蓮との婚約を受け入れている理由とは?
黒星は紫に秘密でその理由を突き止めます。
阿蓮と結婚する理由、両親への罪悪感から解放された紫は、ついに黒星に・・・!
↓ここからはネタバレありです。ご注意ください。
『執事・黒星は傅かない』4巻までの感想(ネタバレあり)
傅かない執事、黒星の自由さ。
タイトル通り。黒星は完璧執事なのに傅かない。
そんな黒星に1話からハマってしまいました。
黒星は紫の言うことを全く聞きません。優しいし紫大好きで甘々ではあるんですけどね。
というか、紫が好きすぎて変態的な面もあります。
何でも卒なくこなすイケメン執事なのに、紫の可愛さにハアハアしている姿は残念。笑
でもそれがいい。
あと、コスプレ姿も満載ですね。
学校の清掃員や保健医、駅員、探偵など何でもなりきってしまいます。
執事って何だっけ・・・。
ってセリフが度々出てくるけど、本当それです。
執事という立場でありながら、「紫を嫁にする」と紫のおじい様に堂々と言い放っているのもツボでした。
そういうの隠さないんだ・・・。
主人(紫のおじい様)に舌打ちする執事いますか?
すでに2人は両想い。イチャイチャ公認。
お嬢様と執事の切ない禁断愛を求めている方にはオススメできませんね。笑
重くない楽しいラブコメが見たいって時にはいいと思います。
身分とか立場の違いを乗り越えるのものって、そういうもどかしさとか切なさがいいと思うんですけけど、読んでて疲れちゃう時もあるんですよね。(その時の自分のコンディションによる)
その点、この作品は、最初から両思い、イチャイチャあり、周り公認(?)。
読むのにたいしてエネルギー使いません。
周りの使用人が、紫と黒星を見て「今日もイチャイチャしてるなあ・・・」って・・・。
最初に見た瞬間、この漫画たいしてシリアスにならないぞ、と確信しました。笑
紫には他に婚約者がいるので、なかなか黒星に気持ちを打ち明けません。
一応、お嬢と執事という立場もありますしね。
だけど、紫と黒星は、お互いの気持ちを知らないまま恋人ごっこをするんですよ・・・。
いやもう、そんなの付き合ってますやん。同然ですやん。
4巻の最後では、お嬢が黒星に告白してしまい両想いに!
たがが外れた黒星、どうなるんでしょうか。お嬢がんばれ。
幼なじみ兼 執事ってずるい。
個人的な思いなんですが、幼なじみで執事ってずるくないですか。
紫と黒星は年の差があるので、幼なじみとはちょっと違うかもしれませんが。(黒星何歳なんだろう)
子供の頃から一緒にいて、気心が知れていて、お互い大好きで。
そんな男性が身の回りを世話してくれたり守ってくれたりするんです。
子供の頃はタメ口だったのに、今は敬語。
よそよそしい感じがするのに、好みとか行動とかを理解して、ちょっとした気持ちや表情の変化に気付いてくれる。
上手く言えないけど、とにかく素敵ってこと!
さいごに
さらっと4巻まで読んでしまいました。
両想いになったし、5巻からは本当の恋人モードなのかな?
公認といえども、紫のおじいさんの壁は大きそうだし、一体どうなるんでしょう。
5巻は2021年2月頃発売予定です!
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