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【2023年】個人的漫画ランキングBEST6 ネタバレなし・あり

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【2023年】個人的漫画ランキングBEST6

こんにちは!ににゃです。

今年も面白い漫画たくさんありましたねー。みなさんはお気に入りの漫画を発掘できましたでしょうか?

ということで、今年も2023年に読んだ漫画の中から、個人的ですが面白かったものをランキング形式でご紹介したいと思います。

どっちが上か下かなんて選べない…なんでランキングにしたの私?

ちなみに昨年2022年のランキングはこちら↓↓

2023年個人的漫画ランキングのルール

  • 2023年に初めて読んだ漫画から選出
  • 発売年は関係ありません
  • ににゃが独断で選んだ個人的ランキングです
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【2023年】個人的漫画ランキングBEST6

6位 『スキップとローファー』 9巻以下続刊

スキップとローファー

ににゃの感想

Xのタイムラインでめちゃくちゃ見かけた気がします。私も気になって読んでみましたが良い話。

主人公みつみちゃんが光ってますよね!真面目で優秀だけど田舎出身でちょっとズレてる女の子。キャラの顔立ちの描き分けがされていて、みつみは美人じゃないけど愛嬌のある顔です。その素朴な感じがまた可愛い。

この作品は、みつみと志摩くんが高校の入学式で出会うボーイミーツガール的な要素と周りの友情物語な要素がありますね。クラスカーストトップのイケメンが変わり者認定されてたみつみと仲良くなるなんて、そんな上手くいかんだろーという感じですが、実際読むと仲良くなるのが自然なように感じられます。みつみって知れば知るほど好きになるみたいな、そんな魅力を持った子なんです。

ただ、楽しく読ませてはもらったんですが意外性はあまりなくて。王道テンプレとかでは全くではないんですけど、やっぱりそういう流れになるかあとも思ってしまったので、私の中ではこの順位にとどまりました。あとちょっとダサかったみつみが勉強してだんだんオシャレになったりとか…喜ばしいことなんですけど寂しさもあるんです!可愛がってた姪っ子が大人になっちゃう的な!それは私の個人的感情!

氏家くんとのエピソードは特に好きでした。みつみに嫉妬して張り合ったり泣き出したり、氏家くんのおかげでみつみの魅力が深まった気がします。好きな人がみつみじゃなかったのには笑いましたけど。みつみと志摩くんは、最初は恋愛になるのかならないのかどっちだろうと思いながらも、あえて恋愛にならない流れもいいなあとか思ってたところもあったので…まあこれは私の勝手な思いなので…。恋愛になってから、志摩くんが実はけっこうこじらせてたことが分かり、そのあたりは面白かったです。みつみちゃんのこと好きなの気付くの遅いよ!

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5位 『月のお気に召すまま』11巻以下続刊

月のお気に召すまま

ににゃの感想

あのー、小学生男子が好きな子イジメちゃうってテンプレあるじゃないですか。あれを高校生でもやってるというお話ですね。

先輩の歩(女)は後輩の月(男)にいつも騙され、からかわれ、笑われ…。なんですけど、月は歩のことが大好きで、歩の天然な言動に実は月の方が振り回されているという図式です。これをずーーっと繰り返していてオチは毎回だいたい同じなんですけど、なぜか飽きずに読めてしまうのです。なぜでしょう、ギャグが多めだからですかね。ギャグよりのコメディ系少女漫画って色々ありますが、今まで読んだ中で一番好きです。当て馬が出てきても深刻になりすぎずに楽しく読むことができます。

こういう重くない可愛い楽しい漫画が読みたい時ってあるんですよ…!メンタルに優しいやつ。同じ展開なのに飽きずに読ませてくれるのがすごいなと思ってランクインしました。

歩と月が付き合い出すシーン良かったですね。歩は気付いていないけど、こじらせてる月の思いを読者はずーっと知っていたわけですから、すっきり感というか、良かったね月…としみじみしました。個人的に両思いまでは面白かったのにな、と思ってしまう作品ってけっこうあるんですが、『月のお気に召すまま』は付き合ってからも飽きてません。月は学年一のイケメンで勉強もスポーツもできる完璧男子ですが、この作品では月がちょっと残念な感じなのもいいですね。

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4位 『ひともんちゃくなら喜んで!』7巻以下続刊

ひともんちゃくなら喜んで!

ににゃの感想

人事コンサルタントの主人公がブラック会社の人事を立て直すっていう話なんですが、テンション高くてたまにバトル漫画かスポ根漫画読んでるのかな?という気持ちになります。でもこの作品にしかない勢いがあって好きなんですよね。

社内にはブラックの原因になっている曲者社員たちがいて、主人公のひとみちゃんは、ひとつひとつ問題を解決していくことになります。その曲者社員たちには、ふたつ名や必殺技が設定されていて、バトル漫画やゲームの強キャラを倒していくみたいな感覚になります。例えば「マウント四天王〇〇」とか「ヒステリック奥義」とか。ブラック会社とか人事と聞くと現実の社会問題をテーマにしてるみたいに感じますが、堅くて暗い感じはなくコメディに落とし込んでいます。

主人公たちの活躍で曲者社員たちは改心していくのですが、正直「大人になってから、こんなに強いクセが本当に治るのだろうか…」とも思ったりして。現実と創作は違うのでそれは気にしなくていいところなんですが、この敵キャラが改心して仲間になる感じがバトル漫画っぽいと感じたのかも!と腑に落ちました。

すぐにクビとか言わずにひとりひとり社員と向き合ってくれる、こんな会社あったらいいなあ…あると信じてる。

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3位 『コレットは死ぬことにした』全20巻+女神編1巻(完結)

コレットは死ぬことにした

ににゃの感想

久しぶりの少女漫画ファンタジー!絵柄が可愛らしいのでわりと低年齢向けなのかな?と思ったら物語もしっかりしてて実は深い話でした。

この作品はコレットの薬師としての成長物語であり、冥府の王ハデス(ギリシャ神話の神様)との恋愛物語でもあります。冥府とは死後の世界のことです。コレットはひょんなことから冥府に出入りできるようになり、ハデスやその家来たちと親しくなっていくのです。

ハデスは死後の魂を安らかに見送ってくれる存在(態度はクールだけど)。最初の方でハデスはコレットに「この冥王に対して胸を張れる人生を全うしろ」と言います。コレットは毎日患者の対応で村中を走り回り、色々な人と出会い悩んだりつまずいたりしながらも薬師として一人前になっていきます。自分の道に向かって精一杯に活き活きと過ごすコレットは「生」そのもの。そのコレットの「生」とハデスが見送る「死」の対比がなぜか温かく感じてしまうのです。

死後の世界と言っても、冥府はけっこう明るく描かれているんですけどね。ハデスの家来たちがコミカルでにぎやかなやりとりが楽しいです。それと舞台は天界、地上、冥府で他のギリシャ神話の神様たちもたくさん出てくるので世界観がけっこう壮大に感じました。人間と神様の恋愛なので細かいところはツッコミどころもありますが、そういうのを気にしなくていいのが少女漫画ファンタジー!大好きです。

最後の終わり方も好きでした。ご都合主義といえばそうなんですけど、みんなハッピーエンド!それでいいじゃないですか!笑 コレットはコレットとして立派に生きて死に、タイトル『コレットは死ぬことにした』の伏線回収ですね。女神編でのアフターケア(私の)も満足でした。

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2位 『こぐまレンサ』全1巻(完結)

こぐまレンサ

ににゃの感想

実はこれ、20年ほど前に広告で見かけて「タイトルの意味わからないなあ」なんて思った作品でした。その時は読む機会がなかったのですが、今年偶然巡り合ってしまったので読むしかないと思い購入しました。

正直、万人におすすめできる作品ではないですね。絵もクセがあるし、ちょっと奇妙で意味が分からない部分もあったりして。だけど途中から先が気になってしまう仕掛けがあって、まんまとハマってしまいました。

内容としては「世にも奇妙な物語」みたいな…そんな感じをイメージしてもらえたらいいかもしれません。全1巻で各話はオムニバスのような形になっているのですが、共通しているのは毎回登場する「コグマ」と名乗る少女。見た目は可愛らしいのに不思議な力を持っていて、彼女は悪魔なのか天使なのか、もっと違う何かなのか…これはそれを知るための物語なのかもしれません。「コグマ」って何でそんな変わった名前なの?と思いますが、それも伏線のひとつなのです。オムニバスだけど全話読んでこそ完成するような作品。

それでラストは私には結局分かりませんでした(笑)。ストーリーは中途半端ではないのですが、何を伝えたかったのか明確な答えは与えてくれないので自分で考えるしかありません。グロいとかではないのですが、けして気持ちのいい話でもないです。他の方が読んだらどんな感想を持つのかとっても聞いてみたいですね!

最初は奇妙な話のオムニバス州かと思っていましたが、6話目の「チチェ」からガラッと印象が変わりました。「チチェ」の話だけ続きものになっているし、8話の不幸な人ランキングに「チチェ」に出てきた岩下みどりが入っている。その事実でこの作品は各話に関連性があり、もっと大きな世界の話なのではないかと気付かされるのです。というか、みどりを監禁したやつの狂気が全ての元凶ですよね。創作に限っては狂ってる話、嫌いじゃないですよ。ただ、コグマが生み出された経緯は判明しますが、現在の「コグマ」が一体何なのかは分からないまま。だって本当はコグマは発見された9歳の時点で亡くなっていたのだから。悪魔か天使か。いや、彼女はこの世界の何にもあてはまらない存在なんです、きっと。

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1位 『夏目アラタの結婚』11巻以下続刊

夏目アラタの結婚

ににゃの感想

現在11巻。いろいろと謎が分かってきてラスト間近って感じですね。

主人公はチンピラ感のある児童相談所職員アラタと、3人を殺害した死刑囚・真珠。アラタはとある事情により、まだ明らかになっていない遺体の隠し場所を真珠から探ることなります。そんな面会室で繰り広げられる二人の心理戦がハラハラドキドキで本当に面白いんです。

真珠は賢く警戒心が強いので、アラタや周りの人を騙すような操るような言動をします。それに対してアラタは、あの手この手で必死に真珠の興味を引き信頼を得ようとするのです。最初の面会で苦し紛れに「俺と結婚しようぜ!」なんて言い出しちゃうけど、そんなのもう絶対面白くなるじゃないですか。

物語が進むに連れ、真珠が起こした事件の真相や真珠の生い立ち、真珠が黙秘していた理由などが明らかになっていきますが、すごくヒントを出されてるような…と気が付いても、最後の方まで一番の真相には気付きませんでした。それが分かった後で最初から読み返すと、なるほど!だからここでこう言ってたんだなと分かります。そして、そういうトリック的なところだけじゃなくて、登場人物それぞれの事情や心情の部分でも読み応えがありました。というか、それがあるからこそ物語が膨らんで面白くなってるんですよね。主人公以外のキャラもかなりいい仕事してます。

そして一番気になるのは「真珠は本当に人を殺害したのか?」ということ。読者的には真珠は無罪になってアラタと良い関係を築いてほしいと思ってしまいます。だけど読みすすめているうちに「ヒロインだし実は無実なんじゃ」「いやこいつならやりかねない」「いやでもやっぱり誰かをかばったりとか…」という最後の最後まで確信を持てないんです。それだけ可愛いし、怪しいし、怖いし、気持ち悪いヒロインなんです。そうそう、ヒロインがただ可愛いだけじゃないところも魅力のひとつですね。

真珠の生い立ちの件、そういう真相だったんかい!と驚きました。そこまで考えが至らなかったのは私だけ?お母さん何てことしてるんだ…そりゃ2歳もサバ読めば子供は生き辛いでしょうよ。その真相を知ると、児童相談所職員であるアラタと真珠のめぐり合わせも意味を感じます。アラタが良い人すぎるんですよね。結局最後まで真珠に付き合って何とかしてやりたいと思ってる。アラタのチンピラっぽいけど、根がすごく優しくてほっとけないところ(損しそうなくらい)が真珠にとっての救いで、私自身もアラタに好感が持てたのでポイント高しでした。真珠もだけどアラタにこそ幸せになって欲しいです。

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さいごに

ランキングには入れてないのですが『瓜を破る』『スーパーベイビー』『リビングの松永さん』なんかも好きでしたね。他にも色々ある気がする。

今年も私の拙文を読んでいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

気になった作品がありましたらぜひチェックしてみてくださいませ!

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