『九龍ジェネリックロマンス』第33話の考察感想(ネタバレあり)です。
九龍ジェネリックロマンス 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
※当記事では、
現在の主人公を「鯨井」、工藤の元カノを「鯨井(前)」
行方不明になった方を「グエン(偽)」、蛇沼の恋人の方を「グエン(本)」
と表記しています。
『九龍ジェネリックロマンス』33話のあらすじ
鯨井が自宅から出勤する様子から始まります。
今回は・・・金魚からの視点?のようです。
場面変わって昼休み。鯨井と楊明は金魚街を歩きながら話をしています。
どうやらグエンを探そうと考えているようです。
昼休みが終わって会社に戻った工藤。
会社では、鯨井がひとり来客用の椅子に座って寝ていました。
工藤は、眠る鯨井の隣に腰かけます。そして鯨井のと工藤の顔が近づき・・・?
狸寝入りをしていた鯨井にスケベ呼ばわりされる工藤。
鯨井と工藤は口喧嘩を始めます。(仲いいね)
鯨井たちを見る金魚の目が何か怖い。
『九龍ジェネリックロマンス』33話の考察感想(ネタバレ)
金魚の目から見る世界
今回の話何?って言われたら金魚です。
特にストーリーは進んでないような気がしますが・・・
ただ、金魚が意味深なんです。
ちょっと奇をてらった演出をしてみたのか、それとも金魚視点に意味があるのか。
とりあえず考察記事なので深読みしちゃいます。
金魚から見た視点ということで、水とガラス越しにぼやけた描写でしたね。
金魚は全部で3匹。
まずは、鯨井の家で飼っているサクセス。次に金魚街で売られている金魚。最後は鯨井の会社にいる金魚。
金魚の目ってズームされると何か怖いです。何となく監視されているような。
何らかの目的で鯨井の様子を観察している・・・なんてことないですよね。
↓香港の金魚街はこんな感じです。
ちなみに金魚ってフナの突然変異で生まれたものらしいです。(知らなかった)
そこから品種改良され色々な種類が生まれて、大量養殖されて今に至るらしいですが。
生き物でありながら人工的に手を加えられて生まれたものなんですよね。
その辺りも鯨井やグエン(偽)の存在と重なるところがあります。
工藤は一体どうしたいの。
会社で寝ている鯨井をながめる工藤。
鯨井が動いた瞬間、ため息のようなものを漏らします。(表情は見えません)
おそらく動かない鯨井を見て少し不安になったのかなと。
鯨井(前)は亡くなっているらしいので、その時のことを思い出したのかなと思いました。
そして、工藤は「スキだらけだ」と言って鯨井に顔を近づけます。
前回といい何なの工藤。鯨井が好きなの?
口ゲンカも痴話ゲンカにしか見えません。付き合っちゃいなよ。
ずーっと煮え切らない工藤の態度にもやもやしている方多いのではないでしょうか。
やっぱり工藤が物語のカギを握ってるよなあ・・・。
さいごに
今回は金魚ですが。本当九龍の風景って見てて飽きませんね。
「懐かしい」場所って表現上手いなあと思います。
とにかく一番気になるのは工藤が一体何を考えているのかです!
みなさんは工藤は本物か偽物どちらだと思いますか?
個人的には工藤は本物で、それ以外の住人みんな偽物説。推していきます。
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