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BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ)リンボ 攻略感想(ネタバレあり)自信家弁護士の弱さを受け止めたい!

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バスタフェこと「BUSTAFELLOWS」無印 リンボルートの感想です。

リンボ

BUSTAFELLOWSのパッケージど真ん中!メインヒーローってやつですね。

リンボはできる男で余裕のある大人って感じですが、そんな人が見せる弱さっていいですよねーーーなルートでした!


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BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ)公式サイト

リンボのキャラクター紹介

リンボ・フィッツジェラルド(CV.KENN)

リンボ

27歳。「悪徳弁護士」と呼ばれる有名な弁護士で、いつも自信たっぷりで余裕を感じさせる男。「何が正義かは自分が決める」の矜持のもと、正しいと思ったことは法の網をかいくぐってでも実行する。いわゆるダークヒーロー的存在。ただ、気の強い検事の姉には逆らえずにいる。

※ここからはリンボルートのネタバレ感想なので未攻略の方はご注意くださいませ。↓

BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ)リンボルートの攻略感想

リンボルートをひとことで表すならば。

ににゃ

余裕のある大人の男が、私だけに見せてくれる弱さにキュン!

リンボ・フィッツジェラルドのここが良い!!

  • お金持ちだけど庶民の感覚もあって、一緒に楽しんでくれる
  • お互いをそっと支える距離感が素敵
  • いつもは余裕な態度だけど、たまに弱さを見せてくれる

リンボはお金持ちだけど庶民の味方

リンボは「BUSTAFELLOWS」の中では、くせがなくて誰でも好きになれそうなキャラという印象。大人だし、カッコいいし、弁護士だし、お金持ちだし!!かなり優良物件です。

家はでっかくてメイドさんとシェフがいるそうですし、ピアノ上手かったり、昔大きい犬飼ってたとか…絵に書いたようなアメリカのお金持ち。何となくイメージが浮かびます(笑)。

そんな人と結婚したら価値観に差が出て上手くいかないんじゃ…とリアルな要らんこと考えしまったのですが、リンボにはそんな感じしないんですよね。リンボって、お金持ちっぽいけど庶民の感覚もちゃんとあるというか。

例えば、親が作ってくれた焦げて爆発したミートローフが、絶妙にしょっぱくてやりすぎた感じの味で好きって言ってたりとか。分かる。ジャンキーな味が食べたい時あるんですよね。それにみんなのイベントにも乗ってくれますしね。リンボのそういうところが、親しみがあっていいなあと思います。

ナヴィードと過去の遺恨

リンボルートは、旧友のナヴィードとの遺恨を解決する話でした。昔、リンボとナヴィードは、同じ弁護士事務所で働いていて、ある事件をきっかけに仲違いしてしまったそう。それは、ナヴィードが不法入国していた女性をお金で買い、それを許せなかったリンボがナヴィードを告発したというもの。久しぶりに会ったナヴィードはリンボにバリバリ恨みをもっていて、仲直りするふりをしてリンボに復讐しようとします。

確かにナヴィードはヤバいやつですよ。フレンドリーな笑顔なのが余計怖い。でも、ナヴィードにもリンボを恨むだけの理由があったんだなあと思うと悲しいです。ナヴィードは好きな女性を助けたくて、助けるためには、お金で買うしかなかったんだなと。少なくともその時は。

リンボは、ナヴィードの理由を聞く前は、自分のしたことが間違ってるとは思わないって言ってたけど…。やり方は悪いけどナヴィードは自分なりに正しいと思うことをしてたわけで、それはいつものリンボのやり方と一緒?なのかなと。完全にナヴィードが悪くてリンボを逆恨みってことならスッキリするんですけど、そうでもないのがなあ。

リンボのやったことは、法的には間違いではないけど、人の人生を悪い方に変えてしまったことは確かなんですよね。もちろん、その女性と子供が亡くなったのはリンボのせいではないと思うけど!悪気が無くても、そのきっかけを作ってしまったリンボが憎かったんだろうなあ。

テウタはナヴィードに距離を詰められても、毅然とした態度が変わらないのが良かったです。ナヴィードが、リンボに内緒でリンボの話をテウタにしようとした時も、本人がいないところで聞くのは良くない、としっかり断ります。角が立つ言い方じゃなくて断り方も上手いなあと感心しました(そこ?)。テウタは本当コミュ力が高い…。そんな風に、リンボに誠実であろうとするテウタだから、リンボも惹かれたんだろうなあと思います。ま、私だったら、勝手に携帯とって番号入れる時点でシャットアウトしてますけどね!笑

感謝祭・凍った七面鳥事件 ~洗濯乾燥機 弱コース~

特に好きだったエピソードは、凍った七面鳥事件。感謝祭の日、モズが仕事でいないため、七面鳥を調理することになったのは、料理苦手組のテウタとスケアクロウ。凍った七面鳥が解凍できずに、わちゃわちゃする様子が楽しかったです。七面鳥を洗濯乾燥機で解凍しようという発想は無かった…!結局モズが帰ってきたことで救われたんですけどね。シュウが冷静にツッコミを入れているのが面白かったです。参加しないけど、実はちゃんと見守ってるシュウ好き。

楽しい感謝祭の中、お兄ちゃんのことを思い出し、悲しくなってしまったテウタ。みんなの輪を離れてひとりでいるところに、リンボが帰ってきます。その時のリンボの慰め方が絶妙なんですよねー。リンボも昔、家族として可愛がっていた犬を亡くして、同じ気持ちになったことがあると話してくれます。解決するような悩みじゃないから、気持ちに寄り添ってくれるだけでも十分だと思うし、その後、ルカとアダムも呼んでみたら?と、促してくれるのが良かったです。きっと、家族同然のルカとアダムがいれば、少しは寂しさが紛れると思ってくれたんですよね。

それに、何よりも「聞いてほしいことを察してくれた」こと。共通ルートのChapter4で、テウタが「時間を遡るのはやめたい」と口ごもった時に、「その話、今聞いてほしい?それとも後で聞いてほしい?聞かないでほしい?」「後で聞いてほしい。でも素直言えないかもしれないから、その時は察して」というやり取りをしていたんです。それがここでくるのか!BUSTAFELLOWSは、共通ルートと個別ルートが繋がってる感じがして良いです。個別ルートに入ってから、リンボのターン!みたいに個性出してくるじゃなくて、共通ルートでも各キャラの個性がしっかり出てて、それが個別ルートでも活かされている印象です。

感謝祭の後は、二人きりで、リンボがピアノを弾いてくれます。この曲はショパンのノクターンですね。いやーいい雰囲気。元々信頼はあったけど、この辺りからテウタとリンボの距離が、ぐっと縮まっている気がします!

お互いをそっと支える距離感が素敵

ナヴィードの思惑により、リンボが無実の罪で逮捕され、さらに車を爆破されます。ひどい!

みんなリンボを心配しているのに、リンボは心の内を話そうとしません。平気そうに振る舞います。それにヘルベチカが激怒。ヘルベチカってあっさりしてるのに、けっこう仲間に熱いんだなあと、ちょっと驚きました。クロちゃんは、みんなが友達以上で家族みたいな存在なんて言うし。

みんな大人になってから出会って、そんなに長い時間一緒にいたわけじゃないのに、この友情の熱さすごくないですか?大人になってから親友作るのってすごく大変だと思うんです。それを友達以上の家族並の絆が出来上がってるのがすごいなあと思うし、純粋にうらやましく思いました。

その後、ひとりで出かけたリンボを追ってテウタは海に向かいます。そこでリンボは、テウタを後ろから抱きしめます!

どうして何も聞かないんだ?というリンボの問いに、

「リンボがどうして欲しいのか分からない。だから私は私のしたいようにしてる」

「したいこと?」

「リンボのそばにいたいなって…」

こ、これはもうテウタ可愛すぎませんか???

リンボのルートって、お互いをそっと支えようとする距離感が素敵じゃないですか?

無理に慰めるんじゃなくて、相手のしてほしいことを考える。聞いてほしいなら聞くし、そっとしてほしいなら、黙ってそばにいる。それって、すごく相手のことを大事にしてるよなあと思うんです。

リンボみたいな、できる男がみせる弱さがいい!とは言ったんですが、テウタが相手だから弱さを見せられるんですよ、きっと。それはテウタも同じなんだと思います。

リンボは過去のことをテウタに話し、テウタはまるで自分のことみたいに怒って涙を流します。もうリンボにとってはそれで十分なんですよね。テウタとおでこを合わせて、優しい表情するリンボがいいんですよ!「怒ってくれてありがとう」っていう、お互いの心がもう繋がってるのが分かるんです。

ナヴィードとの最後の決着

その後、ヘルベチカ・クロちゃん・シュウの作戦により、ナヴィードとの形勢逆転!ナヴィードにニューシーグを出ていくように促しますが、ナヴィードは最後にリンボに直接会って話がしたいと言います。もうそれ、絶対何かあるだろ、って思うんですけど、会わせないとBADENDなんですよ!!ナヴィードは消えますが、リンボもテウタも何者かに撃たれて終わり。

とうことで、絶対何かされると思いつつも、リンボとナヴィードをホテルのレストランで会わせるのです。そしたら、ワインのグラスにナノマシンが…!!ナノマシンてなんやねん?目に見えないくらい小さい機械なの?化学ってすごいな…。

17時までにテウタが死ななければ、ナノマシンが作動して毒が回ってリンボが死ぬ。そんな無理な二択を迫られます。例の女性が亡くなった状況を再現しようとしたんですね。

こんな状況になったらどうします!?いくら好きな人でも、代わりに自分が死ぬなんてそんな簡単に選択できないですよね…。BADの選択肢を選ぶと、テウタは悩んで手首を切ろうとして怖くなって吐いて…って、すっごくテウタが可哀想で仕方ないんです!!

正しい選択肢だと、テウタは時間を遡ってリンボたちに状況を知らせることができます。解毒剤なんてないのに、解毒剤が見つかったから大丈夫と、テウタに電話で伝えるリンボ。リンボ…あんた…。結局クロちゃんのひらめきで、リンボが一回死ぬことにより、ナノマシンを使えなくすることに成功します。一回心臓止めるって中々の賭けだと思うんですけど。

リンボは助かったけど、ナヴィードも同じくナノマシンを飲み込んでいたらしく、毒で亡くなってしまいます。前の選択肢の時に、グラス交換してても意味なかったのかあ…。死ぬ覚悟だったから、こんなことできたんだよなあ。ナヴィードとの遺恨は終わったけど、スッキリハッピーエンドみたいな結末ではなかったです。

その後、病院に運ばれたリンボ。リンボは「死にたくなかった」と言い、テウタの手を握って涙を流します。か…かわいい…。リンボは、ナノマシンのことがあっても、ずっと余裕な態度に見えたんですが、本当は怖かったんですね。あんな状況で怖くない人間なんていないですよ。これが、テウタにだけ見せられる弱い姿なんですよ!!

その後、平和な日々が戻って、リンボがお姉様に絞められたりして楽しかったです!あのスチル好きですね。本気で痛がってるリンボの声が面白かった(笑)。この姉弟ほんと好き。ヴァレリーさんは、怖いし厳しいけど、リンボのことを想っているのが分かります。

最後は、リンボとテウタが海を見ながらラブラブでした。リンボはテウタに自分の気持ちを告白します。

「もし、お前と、お前以外の大勢とを天秤に掛けなきゃ行けない時がきたら、俺はきっとナヴィードと同じことをする」

「俺は『悪人』になれる」

「何が正義かは俺が決める。その意味がやっと分かったみたいだ」

それくらい、リンボに大事なものができたってことでしょうか。

テウタは、「私はね、死ぬのが怖くて泣いてたリンボの方が好きだよ」と言います。分かる。私も。(聞いてない)

リンボは、「俺は絶対にお前が欲しい」と言ってキスをします。テウタも(私もリンボがほしい)と心の中で思います。好きとか愛してるじゃなくて「欲しい」っていう表現が強欲でいいですね!

さいごに

テウタとリンボのそっと支えあう関係性がいいな!なルートでした。ナヴィードの事件は悲しかったですけどね。

そして、結局やっぱり、いくつかの謎は残ったまま。ルイ・ロペス関係あるというフルサークルのアカウントも、返事は来たもののそこから話は進まず。きっと個別ルートでは、全部は解決しないんでしょう。

次はシュウルートを攻略しようと思います。では、ここまで読んでくださりありがとうございました!

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