バスタフェこと「BUSTAFELLOWS」無印 シュウルートの感想です。
シュウは攻略キャラの中で最年長の28歳。
殺し屋という物騒な職業ですが…いや、この人めちゃめちゃ優しいやん!!と純粋に優しさにキュンとしました。
BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ) – Switch
シュウのキャラクター紹介
シュウ・リン・オキーフ(CV.細谷佳正)
28歳。バウンティハンター。裏では、殺し屋を殺す殺し屋、いわゆるキラー・キラーとして活動しており、格闘技や武器の扱いに長けている。ヘビースモーカーで、いつも気だるげ。他のみんなのわちゃわちゃにも直接は参加せずに見守っている事が多い。
※ここからはシュウルートのネタバレ感想なので未攻略の方はご注意くださいませ。↓
BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ)リンボルートの攻略感想
シュウルートをひとことで表すならば。
意外とちゃんと向き合ってくれる優しさと包容力にキュン!
シュウ・リン・オキーフのここが良い!!
- やる気ないキャラだけど、意外としっかり向き合って話合ってくれる
- 主人公との年の差、大人な態度と包容力!
- 主人公をよく見て理解して誠実な言葉をくれる
シュウルートの総評
いやー、シュウめちゃめちゃいいな!!と思いました。
シュウは、「BUSTAFELLOWS」攻略キャラの中で最年長の28歳。その前にリンボルートをやっていて、リンボも27歳で十分大人だったんだけど、シュウはリンボとはまた違う包容力を見せてくれたんですよね。
あと意外と優しい。いつもやる気なさそうなキャラなので、テウタのおせっかいとか嫌がるタイプかなと思ったけど、けっこうちゃんと向き合ってくれるんです。衝突しても、しっかり冷静になって話をしてくれる。それも大人の余裕なのかな?テウタ21歳で7個下ですもんね。…その年の差もいい。
そして何より声が素敵…!!個人的にCV.細谷佳正さんのお声と演技が好きなので、より楽しむことができました。シュウのキャラとすごく合ってた!みんな良いけどな!
キラーキラーとシュウのお師さん。
「復讐の種は一粒残さず、確実に殺す」それがシュウのお師さんの教え。シュウはお師さんが亡くなった後、お師さんのリストに書いてある人たちを殺しているのです。そのリストの人たちは、もちろん悪人ばかりなのですが…それでも、人を殺すことに変わりはありません。シュウは殺し屋としての仕事を楽しんでるわけでも何でもなく、お師さんの意志を継いでいるだけ。
ある日、殺しの仕事の後、家に帰ってきたシュウは、いつもと違う表情をして、テウタの呼びかけにも反応しませんでした。仕事の後はいつもこんな風になるのだとか。そりゃあそんなことして帰ってきて、普通の精神状態でいられるわけないですよね。シュウルートをクリアすると、こんなまともで優しい人がよくこんな仕事できてたな!?と心配になります。でもシュウは、小さい頃からお師さんにそういう技術を教え込まれてたんですよね。そういう環境で育てば、これも日常なのか、うーん。
その後、ひとりでアイスを食べてるテウタのところにシュウがやって来て隣に座ります。そのビッグサイズのアイスを抱えて食べるアメリカンスタイル憧れる…!というのはさておき。シュウは「さっきは悪かったな。仕事の後は余裕がねえんだ」と謝ってくれます。そして、お師さんのこと、お師さんのリストのことをテウタに話してくれます。
そういうの話してくれるんだなあと驚きでした。シュウは一見、情に厚いタイプには見えなかったから、そっけなくされるのかなと思ったけど意外とフレンドリー。シュウのそういうところが、ちょっとしたギャップでいいなあと思いました。
シュウの仕事は怖いけど、シュウ自体は全然怖くないんだよなあ。テウタもリンボたちも、きっとみんな同じなんじゃないでしょうか。
シューティングを殺し屋にレクチャーされる。
コラムの重版が決まって喜ぶテウタ。ヘルベチカが料理を作り、みんながお祝いしてくれます。そして、シュウはレシートの裏に書いた「何でもお願い聞いてあげる券」をくれます。「何でもお願い聞いてあげる券」!!??シュウ可愛すぎませんか!!??
こんなことしてくれるんだ…。そう、シュウは「こんなことしてくれるんだ」って思う場面が多かったです。先程も書きましたが、けっこう自分のこと話してくれるし。テウタにうるさく言われたからって、禁煙してるんですよ。「お前には関係ないだろ、ほっとけ」タイプかと思いきや、そうでもないんです。それか、テウタが少し特別になってきているのか…?それもあるかもしれませんね。
その後「お師さんのリストが終わったら何をするの?」と尋ねるテウタに、シュウは「何もない。たぶん、途中で死ぬか、終わった頃に殺されるか」と答えます。それを聞いてテウタは、自分が死ぬって前提の考え方なんておかしいと怒ります。
シュウは、別に死にたいとか思ってるわけじゃなくて、人は誰だって思いがけないことで突然死ぬ可能性がある、って言いたいだけなんですが…。テウタもそれは分かってるけど、シュウが達観しすぎてる気がして、自分の死に対して無頓着な感じがして嫌だったのかな。もうこの時点でシュウのことちょっと好きなのかなとは思います。そこでテウタとシュウはぶつかってしまうわけですが、そこからの和解する過程が素敵なんです!
テウタは、サニーアイランド(移動遊園地)にみんなを誘います。シュウは興味ないと断りますが、テウタはここで「何でもお願い聞いてあげる券」を使うのです!(仲良しだなあ)
そしてサニーアイランドでみんなとはぐれて、二人きりになるテウタとシュウ。シューティングレンジをすることに。日本で言う射的なのかな?本物の殺し屋にレクチャー受ける機会なんてそうそうないですよ。密着してドキッとしてる場合じゃないよテウタ。「邪な目で俺を見るんじゃねえよ」とか言われます。見てないし!…見てたけど(私が)。
その後、また言い争いになりそうになり、落ち着いて話すために観覧車に乗ります。「怒ってない!」とムキになるテウタと、冷静なシュウ。こういうところで年の差が見えますな。シュウは、どうしてテウタが怒っているのか、ちょっとからかいながらも話をちゃんと聞いてくれます。テウタは、シュウのことを家族みたいだと思ってるから、余計怒るんですよね。そして実はシュウは、自分が突然死んだ時につらい思いをしてほしくないという気持ちからの発言だったのでした。
シュウは、テウタに「家族っぽい」と言われた時、ちょっと嬉しそうにします。そこも意外だったんですよね。シュウだけじゃないんですけど、みんな仲間意識が強い。私がシュウをそっけない人だと最初に思い込み過ぎかな???ともかく、シュウが冷静にテウタの話をちゃんと聞いて、分かってくれようとして、自分の話もしてくれるのがとても良かったです。大人の余裕をみせてくれてカッコよかったですね。
あと、遊園地でみんなと合流した時に、リンボ・ヘルベチカ・モズの3人が、食べ物で口の周りを汚してたのが好きでした。やらなさそうな大人三人組が。子供かよ(笑)。
ヤンに騙された!シュウのドタバタ救出作戦。
その後、ヤンとなんやかんやあって、シュウは、クローザーという悪どい殺し屋を始末するために、みんなと作戦を実行します。しかし、それはヤンの策略。シュウは、上院議員の暗殺容疑で逮捕されてしまいます。
テウタやリンボたちは、シュウを心配して焦って取り乱します。時間を遡って何とかするというテウタに、けっこうヘルベチカがけっこうキツイこと言うなあ…思いました。まだヘルベチカルート攻略してないですけど、ヘルベチカたまに怖いんですよね…。点数つけてくるし(根に持ってる)。ヘルベチカルートではきっと好きになるんでしょうけどね!
それで結局、テウタが時間を遡って、警察の取調室でシュウを刺して、シュウは救急車で病院に搬送。リンボたちが警察のフリして、その救急車を奪取。交通事故に見せかけてシュウは亡くなったことに…。ってめちゃくちゃな作戦だな!!この豪快なドタバタがバスタフェの良いところなんですが。
シュウはすぐ「ナイフで自分を刺せ」とテウタに指示しますが、いや、そんな無理無理。さすが殺し屋、慣れてるんだな…。そしてモズとヘルベチカは、シュウに似せて作った遺体を自信作とか…みんな、クセが強すぎるよ。そこが好きだけど。
作戦が上手くいった後のシュウのひとりごと。
「あんなにはっきり死ぬなって言われたの、初めてだな。おい、猫。お前もそうだろ?ん?言われても困るよな?」
ちょっとテウタに心動かされてきているシュウが可愛い。猫に話しかけてるし。
これはもう実質両思い。
その後、テウタはヤンの本当の思いを知り、それをシュウに伝えます。シュウは困惑しますが、ヤンと話す努力をすると言ってくれます。
「どんなに綺麗に死んでも、あんたはすげえ泣くんだろうなって思った。だからそう簡単には死ねないなって」
と言ってくれたのは嬉しいし、テウタを大事に思ってるんだなって分かるんですけど…
「俺を嫌いになる努力をしてくれよ」「他に好きになれるやつ探しな」!?!?
告白してないのにフラレた?みたいな?シュウってそういうところ鈍感じゃないんですね。ナルシストか!とも思うんですが、そういうタイプでもないんですよねえ。シュウは、テウタのことをよく見ていて、ちゃんと分かっているんです。たまに「あんたは〇〇なんだろ?」みたいなことをテウタに言うんですが、それが的を射てるんですよね。
そして翌日。告白してないのにフラレた件で怒っているテウタ。またテウタとシュウは話をします。前もあったけど、このテウタが怒り出して冷静に話し合う流れ好きです。ちょっとだけ皮肉を言ったり言い争ったりしながらも、お互いのことを分かろうとするところ。
そして。
「あんたはさ、俺のこと好きだろ?」!?!?
ストレートに聞きますね??
シュウは「年上に振り回されるのを好きと勘違いすることはあるけど、テウタはそういうタイプじゃない」と言い切ります。この言葉がすごく好きでした。さっきも言ったけど、テウタのことをよく分かってくれてるんです。テウタの好意を若気の至りみたいに、軽々しく扱わないところが、誠実で信頼できる男だなあと。シュウってやる気なさそうなのに、こういうところがちゃんとしてるから、さらにカッコ良いんだと思います。
「俺にはあんたの気持ちがよく分かる。俺も同じだから」
それはもう両思いなんじゃないですか??
色々理屈を並べるシュウにテウタは、
「なんか、おじいちゃんみたい」
テウタ好き。好きなら好き、ってテウタのシンプルな男前さが気持ちよくて好きです。
クローザーに拉致られるテウタ。シュウの本心。
クローザに拉致られてしまったテウタ。クローザー本当にやばいやつですね。容赦なく殴られるテウタが辛すぎる。クローザーはテウタを人質にして、シュウに自殺するよう指示をします。それはいつもの手口なので、シュウが自殺したとしても、テウタも殺されてしまうのです。どっちもダメじゃん。
テウタは、シュウが自殺する(と見せかけた)映像を見て、本当に死んだと思いショックを受けます。そして、そこで「結束バンドを解く」「何もしない」の選択肢が現れます。ここでピーンとくるんですね。結束バンドの解き方は、共通ルートのどこかでやりましたね。これ前やったとこだ!と進◯ゼミみたいなセリフが頭をよぎりました。だけど、結束バンドを解くと…え?BADEND??クローザーに見つかってテウタは殺され、シュウはクローザーに復讐します。私怨でわざとクローザーを苦しめて殺してしまうんですね。
ということで「何もしない」を選びます。そう、シュウが残した「カラミティ・ジェーン」の言葉。映画の内容になぞらえて、自分が本当は死んでいないことをテウタに知らせたのです!
余談ですが『カラミティ・ジェーン』って本当にある映画なんですね。しかも実在した方らしいです。
カラミティ・ジェーン(字幕版)
そしてテウタを探し出したシュウは、見事にクローザーを撃ち抜き、救出。
シュウはテウタを抱きしめて「お前を嫌いになる努力なんかやめだ」と言います。
シュウは前に「俺にはあんたの気持ちがよく分かる。俺も同じだから」と言っていましたよね。「嫌いになる努力をしろ」とテウタに言った時も、自分自身にも同じように言い聞かせてたんだと思います。だからシュウも、テウタと同じような形で気持ちが近づいていたんだなあと。
一件落着した後。シュウはテウタの部屋を訪ねてきます。
「俺のこと、好きか?」
また、ストレートな聞き方を!だけど、シュウのこういうところ、まどろっこしくなくて好きです。
そして、テウタをお膝に!!甘々のシュウ良いですね…!
「俺の世界から消えないで」
お師さんに意志を継いでリストの殺し屋を始末することしか考えていなかったシュウが、これからの生きる意味を見出してくれたのかな、と嬉しくなりました。もっと甘々な2人が見たいですね!
さいごに
ハッピーエンドは良いんですけどね。シュウは世間的には亡くなったことになっているんですよね…?これからどうするんだろう?
あとシュウルートでは、その後のイーディの元気そうな姿も見れて良かったです!
次はモズルートを攻略しようと思います。では、ここまで読んでくださりありがとうございました!
コメント