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【54話考察】九龍ジェネリックロマンス 強運の鯨井Bが引き当てたのは工藤?過去が少しずつ明らかに!麻雀の話もしますね。 ネタバレあり

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『九龍ジェネリックロマンス』第54話の考察感想(ネタバレあり)です。

前話(53話)の考察感想はこちら

各話の考察まとめはこちら


九龍ジェネリックロマンス 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

『九龍ジェネリックロマンス』54話は『ヤングジャンプ 2021 No.50(11月11日発売)』に掲載されました。

当記事では、

主人公を「鯨井」、工藤の元カノを「鯨井(前)」

行方不明になった方を「グエン(偽)」、蛇沼の恋人の方を「グエン」

と表記しています。

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『九龍ジェネリックロマンス』54話のあらすじ

今回の扉絵も色合いがとっても可愛い!

鯨井(前)がいたころの回想です。

汪先生の診療所で受診している鯨井(前)。鯨井(前)は、汪先生に薬を多めにもらえるよう頼みこんでいます。

場面変わって、鯨井(前)はいつもの広場でお年寄りたちと麻雀をしています。いつものごとく引きの強い鯨井(前)は麻雀に勝ったようです。

そこに工藤が現れ、鯨井は工藤と一緒に会社に戻るために歩き出します。道中の会話は、鯨井(前)の通院の話。鯨井(前)はいつも睡眠導入剤を飲んでいるのだそうです。

工藤は、鯨井(前)がぐっすり眠れるよう毎日楽しませると宣言します。

回想が終わって、香港某所。ユウロンはひとり、鯨井について考えをめぐらせています。

もっと深く調べたいユウロンは、汪先生の診療所にカルテを探しにいきますが・・・?

こういう形で鯨井(前)と汪先生が繋がっていたとは!ということは蛇沼も知ってたり?

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『九龍ジェネリックロマンス』54話の考察感想(ネタバレ)

鯨井(前)は引きが強い!麻雀にも触れてみる。

今回の前半は鯨井(前)と工藤の回想。そして麻雀用語も出てきます。麻雀経験のない私ですが、調べてみたので分かる範囲で触れてみたいと思います。(麻雀知識のある方、間違ってたら教えてくれると嬉しいです…)

回想で、いつものお年寄りメンバーと麻雀をしていた鯨井(前)は、「ツモ」と言い、「緑一色(リューイーソー)」という役を出して勝ちます。

「緑一色」は、緑の牌と「發」のみの全6種類の牌で構成される役です。

🀑🀒🀓🀑🀒🀓🀕🀕🀕🀗🀗🀗🀅🀅(このアイコン可愛い)

難易度の高い役満らしいのですが、鯨井(前)は何度も「緑一色」を出しているようで、自称する通り引きの強さがうかがえます。

その場面でおじいさんのひとりも言っていたのですが、以前にも鯨井(前)が緑一色を出した場面が9話にあります。工藤が初めて九龍に来た日のことです。

そして似た場面がもうひとつ。それは4話で、工藤が仕事をさぼり広場で麻雀をしていた時のことです。工藤は鯨井(前)と同じように緑一色を出して勝ちます。発声は「ツモ」ではなく「ロン」でしたが。

そこで「ツモ」と「ロン」てどう違うんだ?という疑問が生まれるわけです。あがり方の違い…ということで合ってるんですかね?

自分の順番の時に牌山から牌を取って役がそろい、あがるのが「ツモ」。他のプレーヤーの捨牌で役がそろい、あがるのが「ロン」。(こちらのサイト様を参考にさせていただきました。)

個人的な印象として、自分で引いた牌でそろえるツモと違って、ロンは人の捨牌によるので人の行動にも運が左右される感じがします。それが鯨井(前)と工藤の差なのかな…とか深読みしてしまいます。

不眠症で睡眠導入剤を飲んでいる鯨井(前)ですが、工藤は「薬が必要ないくらい鯨井(前)を楽しませる」と宣言します。そんな工藤に対して「ツモ」と言う鯨井(前)。

麻雀牌の「發」は「発」の旧字体。工藤の名前と麻雀牌の「發」をかけているんですね。つまり、鯨井(前)は工藤を引き当てたと。鯨井(前)もかなり工藤のこと好きなんですね。

そして「ツモ」と言う鯨井のバックにはヒマワリの大群。ああ…もう…って感じですね。工藤を縛り付けているのはもしかしてこの光景だったのでしょうか。

ちなみに、鯨井(前)と工藤が歩いている通路の壁に「安好公司」の広告がありました(公司は中国語で会社の意味)。きっとユウロンの会社ですね。ただ、53話では「安好心公司(アンハオシ―)」だったんですが、名前が微妙に違うのはなぜ?略とかなのか実は別物なのか??

鯨井(前)の死因が発覚。

54話では以外な人物の繋がりが明らかになります。それは鯨井(前)と診療所の汪先生。蛇沼の育ての親です。

鯨井(前)は汪先生の患者だったんですね。どうやら工藤とも面識あるみたいですね。

汪先生によると…鯨井は自死ということらしいです。

何か理由があったのか、それとも不眠症だったらしいし精神的に弱い部分があったのか?そのあたりはまだ明らかになっていません。

鯨井(前)は明るく元気で強そうな姉御!というイメージですが人には色々な側面があるもの。内側に抱えているものは外からは分かりませんね。

工藤は「自分が殺した」発言していましたが、本当に殺したわけではなさそうです。間接的に追い詰めたとうことなのでしょうか。そして九龍の取り壊しとも関係があるのか今後気になるところです。

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さいごに

やっと話が進んできた!笑

鯨井(前)は亡くなっているし、当然悲しいお話があるのかもしれません。早く過去を明らかにしてほしいです!

次話(55話)の考察感想はこちら

6巻の発売は2021年11月19日予定です!

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