『九龍ジェネリックロマンス』第50話の考察感想(ネタバレあり)です。
九龍ジェネリックロマンス 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
『九龍ジェネリックロマンス』50話は『ヤングジャンプ 2021 No.40(9月2日発売)』に掲載されました。
※当記事では、
主人公を「鯨井」、工藤の元カノを「鯨井(前)」
行方不明になった方を「グエン(偽)」、蛇沼の恋人の方を「グエン」
と表記しています。
『九龍ジェネリックロマンス』50話のあらすじ
49話の続き。汪先生のクリニックを訪れている蛇沼は、旧知のユウロンと九龍について話をしています。
現在の九龍とは一体何なのか?
なぜ九龍が見える人と見えない人がいるのか?
九龍が見える人の条件とは?
蛇沼とユウロンはそんなことを考察します。
そして九龍には、偽物の住人だけでなく楊明など生身の人間も住んでいるということを知り、さらに困惑する蛇沼。
九龍の謎に対しては中々明確な答えがでそうにありません。
しばらくしてクリニックを出た蛇沼は、入り口で受付の男性と会います。その男性は、スチームパンクの仮装をし、ガスマスクのようなものを着けていてを素顔は見えません。ユウロンが言うには、いつも色々な格好をしているとのこと。
別れ際、ユウロンは蛇沼に、九龍の「異質なもの」に注目してみるといいと言いますが・・・?
ついに九龍の謎にせまっていくのか!?
『九龍ジェネリックロマンス』50話の考察感想(ネタバレ)
九龍が見える人の条件とは?
蛇沼とユウロンの会話、読者(というか私)が気になっていたことだらけでした。
蛇沼たちにも九龍の謎はまだよく分かっていないみたいですね。
まず話していたのは「九龍が見える人の条件」について。
九龍に思い入れのある人は見えるのかなーとか漠然と思っていたのですが、そんな単純なものでもないみたいです。
今回の蛇沼たちの話と今までの状況を踏まえてまとめてみました。
現在の九龍について分かっていること
- 見えるかどうかは、以前の九龍に住んでいた期間は関係ない
- 見えるかどうかは、「見たい」という気持ちがあるかは関係ない
- 九龍を知らない人にも見える
- 生身の人間でも九龍に住める
- 本物が訪れると偽物の住民は消える(?)
- 以前の九龍とは造形が違う
- 3年前の商品が新商品として売られている
ユウロンの仮説だと、何かに共鳴して今の九龍が出現し、それに共鳴した人に九龍が見える、とのことでした。
共鳴・・・?って何だ?
ユウロンの仮説が100%正解かは分かりませんが、九龍が見える人にはやはり何か共通点があるのかなと思います。それが何かが問題なんですけどね・・・。
ざっくりした予想だと、最初に出てきた「九龍に恋している」とか「恋=懐かしいという感情」などのキーワードは気になるところです。結局その辺りに戻ってきたりしないかな・・・とか。
九龍の中の「異質なもの」とは?
蛇沼の帰り際にユウロンが「九龍の異質なものに注目するといい」と言っていました。
その後、くしゃみをする鯨井と工藤。誰かが噂をしているとからかい合います(なんだかんだ言ってやっぱり仲いいよね)。鯨井と工藤が異質なものってことでしょうか?
確かに鯨井は他の住人とは違いますし、工藤は本物説までありますしね。(私が勝手に言っているだけか?)
44話では、蛇沼グループが参入してきて九龍の気脈が乱れている?というような話もあったんですよね。だから蛇沼が異質なものなのかなと思ったのですが・・・違うのかも?
それとも逆に、何からの理由で出来上がった今の九龍があって、その世界を乱しているのが蛇沼?
さいごに
というかユウロンて何者?ジェネテラの研究をしているのがユウロンなの?
それに新しい受付の男性も素顔が分からなくて怪しいし…まだまだ物語は展開していきそうですね!
次回も楽しみです!
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